雨も滴る良いスペチ。パリにて、雨に濡れるフェラーリ「458スペチアーレ」が登場
フランス・パリの中心街にて、路肩の有料駐車場に路駐するフェラーリ「458スペチアーレ」。
天候は生憎の大雨で、日本では中々考えられないシチュエーションではありますが、やはりこうしてみると雨に濡れても美しく様になっているのがフェラーリ(ってか思った以上に大雨)。
撮影技術も相当にハイレベルだとは思いますが、こうしたシーンを狙って撮影するカメラマンもスパイショット並にプロ。
パリの街中でも美しく映える「458スペチアーレ」ですが、こういったショットは中々目撃できないため、かなりレアではありますよね。
こちらは大雨に濡れた後の「458スペチアーレ」。
濡れた後の表情が何ともたまりません。イエローをベースとしたボディカラーに濃いめ紺色のダブルストライプの組合わせはある意味反則レベル。
後ろ姿も美しいですね。
デザイン開発の最優先事項として挙げられた研ぎ澄まされたフォルムは、まさに芸術的で彫刻的なスタイリングではありますが、それでいてレーシングスタイルも併せ持つフェラーリの技術力は天晴の一言。
新型設計となるリヤディフューザーを採用のため、テールパイプの位置を「458イタリア」より変更することで実現でき、これによるディフューザーの吐出機能が格段に最適化され、アンダーボディ・エリアにおけるダウンフォース量も改善。
デザインに留まらず、性能面でも確実に改善してくるところも素晴らしいですね。
こちらは一夜明けた「458スペチアーレ」。
丸々一夜外に路駐(しかも大雨の中)するオーナーは中々にワイルドですね。
※こちらのオーナーさん、「ラ・フェラーリ」も所有する富豪で、「458スペチアーレ」は普段用の脚として使っているみたいです。
Reference：AUTOGESPOT
モナコではこんなデザインが潜んでいます。
関連記事①：これはヤバいぞ。モナコにて、ドギツいカスタムしたフェラーリ「458スペチアーレ」が目撃に(2017/4/24)
モナコの中心部にて、レッドのボディカラーをベースに上半分をシルバーに仕立て上げ、更にはド派手なカスタムを施したフェラーリ「458スペチアーレ」が目撃に。
こちらの個体、上述の通り、ベースのボディカラーはレッドなのですが、何故か下半分はレッドを残し、残りの上半分をシルバーにラッピングしてしまうという奇行に。
もちろん、「458スペチアーレ」の大きな特徴ともいえる3色のセンターストライプに、フロントボンネットには”R3WHEELS”というロゴが表記されていますね。
恐らく、”R3WHEELS”と表記されているのはデモカーの可能性が高いと思われますが、実際のところは不明であるものの、以下の画像の通り、レッドのブレーキキャリパカバーにブロンズホイールがかなりのインパクトを与えていますね。
こんな強烈な個体も存在します！
関連記事②：ロンドンにて、かなり強烈なベイビーブルーのフェラーリ「458スペチアーレ」が目撃に(2017/5/8投稿)
イギリス・ロンドンにて、何とも強烈なベイビーブルにブラックとイエローのセンターストライプが入ったフェラーリ「458スペチアーレ」が目撃に。
こちらの個体、地元ロンドンでは、ときたま登場する有名な車両とのことで、定期的なパレードランやイベント事では中心となって走行されるデモカーになっているとのこと。
上の画像のように、左の反対車線に鎮座しているホワイトカラーの「458スペチアーレ」とロンドン市街をランデブー走行しては、ロンドンを活気づけており、ある意味ロンドンの有名イベントにもなっているみたいです。
ちなみに、今回目撃されているこちらの個体は、全体的にヤンチャな仕様となっているようにも思えますが、決してゴチャゴチャしたカスタムはされておらず、ディテール部はちょっとしたアクセントを加える程度で、実は意外と硬派な仕上がりに。
ホイールもかなり渋めの純正ブロンズカラーで、ブレーキキャリパカバーはディテール部と合わせたイエローカラーですね。
正面から確認すると、フロントエンド下部にある跳ね馬のエンブレムがブラック仕上げとなっており、メリハリをつけていますね。
漫画が読めるスペチアーレ？！
関連記事③：これスゲェ。バットマンvsジョーカーのストーリーがわかるフェラーリ「458スペチアーレ」が公開に(2017/12/18投稿)
フェラーリ「458イタリア」のハイパフォーマンスモデルとなる「458スペチアーレ」に、漫画バットマンに登場するジョーカーとのコミックストリップをまとめたオリジナルラッピング施行車両が登場。
コミックストリップとは、特定のストーリーを一連のコマやイラストレーションにより伝える技術で、漫画の形式の一つにもなっていますが、何を思ったのかそれをフェラーリのスペチアーレモデルに”ラッピングスタイル”にて施工するというのはとんでもないメンタルの持ち主だとは思いますね。今回ラッピングされているバットマンのコミックストリップラッピングは、バットマンに登場するジョーカーとのシーンをまとめたのもので、特に左ドアパネルに緑の髪の毛、赤い唇、白い皮膚が特徴のジョーカーがデカデカと登場しているのは何ともインパクトがありますね(左右のサイドフェンダーに貼付されるプランシングホースのエンブレムがバットマンデザインに変更されているところもオシャレポイント)。
もちろん、このコミック式のラッピングは車両全体に隙間なく施工されており、ジョーカーの笑い声もしっかりと表現しているところも大きな工夫になっていますね(右フロントフェンダーにはイエローのバットマンエンブレム)。
ちなみに、このラッピングが施された「458スペチアーレ」のパワートレインは、排気量4.5L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力650psを発揮。0-100km/hの加速時間は3.0秒にて到達。
従来の「458イタリア」に比べてフロントバンパーやリヤディフューザーが専用設計に変更され、限定車両ではないもののそのプレミア価値は相当に高く、今現在では新車販売価格3,290万円よりも高値で取引されています。
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