韓国・起亜が新たなフラッグシップセダン「K900」のティーザー画像を公開。ドイツ御三家のフラッグシップモデルがライバルに

2020-05-26

韓国の自動車メーカ・起亜が、今年後半の発表に向けて第二世代モデルとなるフラッグシップセダン「K900」のティーザー画像を公開。
今回公開されている「K900」は、先日同社が発表したばかりの「フォルテ/シード」に次ぐ主力モデルになるといわれ、販売が低迷する前モデルと比較して、顧客需要を押し上げるための重要なアップグレードモデルとなります。
また、韓国の自動車メーカ・ジェネシスにも対抗し得るエレガントなラグジュアリーセダンとして登場することが期待されています。

今回公開されているティーザー画像を確認してみると、非常にロングともいえる車体に加えて、滑らかな流線形を描く姿は4ドアセダンというよりも4ドアクーペという位置づけがしっくりと来ますね。
また、サイドから確認できるフロントヘッドライトにおいても、BMWのデザインに近いシームレスデイタイムランニングライトを採用しています。


インテリアについては、今のところ明確となる画像が公開されていないものの、以前にキャッチされた開発車両を確認する限りでは、センターコンソールを広々と活用した贅沢な室内空間になると予想されます(カモフラージュが多すぎてゴチャゴチャして見づらいですが…)。

なお、「K900」の競合モデルとしてはドイツ御三家となるBMW「7シリーズ」、アウディ「A8」、メルセデスベンツ「Sクラス」、そしてレクサス「LS」のフラッグシップモデルが濃厚。
駆動方式としては、現行モデルは後輪駆動(FR)のみとなっていましたが、新世代モデルからは四輪駆動(AWD)が提供される可能性が高そうです。

エンジンラインナップについても、いくつかの変更が予定されていて、現在の排気量3.8L V型6気筒エンジン(最高出力311hp)を搭載するエントリーグレードと、排気量5.0L V型8気筒エンジン(最高出力420hp)を搭載する上位グレード以外にも、「スティンガー」に搭載される排気量3.3L V型6気筒ツインターボエンジンモデルがラインナップされるかもしれないとのこと。

なお、「K900」は来月より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018には出展されず、今年の終わりに開催予定のアメリカ・ニューヨークオートショー2018にて出展される予定となっています。

Reference:motor1.com