まさかの2019年には市販化へ?マツダ「ヴィジョンクーペ・コンセプト」がジュネーブMSにてベストコンセプトカーに選出

2020-05-26

先日より開催中のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、マツダが昨年の東京モーターショーやLAオートショーにて出展した「ヴィジョン・クーペ・コンセプト」が、”今年のベストコンセプトカー”に選出されました。


この賞は、昨晩開催されたCar Design Night Genevaのイベントにて、2018 Festival Automobile Internationalの最も美しいコンセプトカー・オブ・ザ・イヤーとして受賞したものとなります。
世界的に活躍する18名のデザインディレクターによって選出された「ヴィジョン・クーペ・コンセプト」ですが、日本の美学の本質を表現することを目指したモデルであるとして、非常に名誉ある一台として称賛。

これについて、マツダデザイン・ブランド担当の前田氏は「このデザインコンセプトの本質は、マツダ車の次世代モデルとして明白になるでしょう。そのモデルは2019年に発売される予定です」と衝撃発言。

恐らく、マツダが先日公式発表した新たなSKYACTIV-Rの登場と、それに合わせるモデルの発売も兼ねて「ヴィジョン・クーペ・コンセプト」の市販モデルが登場するのではないか?とも言われていますが、詳細についてはまだまだ不明となっています。

関連記事:【公式発表】マツダが2019年にロータリーエンジン復活。レンジエクステンダー搭載で航続距離は60kmに(2018/3/3投稿)

Reference:CARSCOOPS

「ヴィジョン・クーペ・コンセプト」はこんなクルマだ!
関連記事:遂にマツダ「ヴィジョンクーペ・コンセプト」が公開。セクシーなスタイリングを持つスポーツセダンだ(2017/10/25投稿)

先ほど、マツダの新型5ドアハッチバックモデル「カイ・コンセプト」が、本日より開催の東京モーターショー2017に先駆けて先行公開されたことを報告しましたが、今度は5ドアスポーツセダンタイプ「ヴィジョンクーペ・コンセプト」が公開に。
この個体も、本日の同モーターショーにて出展される個体となるわけですが、全体的なスタイリングを見てみるとロングノーズ&ロングホイールベースでありながらも、無駄を排除したスタイリッシュなスポーツクーペといった印象で、フロントエンドデザインもアグレッシブさが向上したように感じられますね。

まず、フロントデザインについては、「カイ・コンセプト」同様に鋭さを増したフロントヘッドライトを装備し、フロントエンドグリルもメッシュ(網目)タイプを採用。よりスポーティさが向上しています。こちらも「カイ・コンセプト」同様にフロントフォグランプレスとなっていますね。

サイドのスタイリングは何ともセクシー。
上述の通りロングホイールベースでありながらもフロントオーバーハングは超短め。もはやスーパーカー並みのデザインですね。
ドアの取っ手が見えなく、ポップアップ式なのかも不明。

リヤデザインは、噂のリヤテール周りに格納する独特のウィングが見えるようにも感じられますね。
マフラは両サイドツイン出しでかなりスポーティですが、ダクト等は設けられずシンプルな仕上がりとなっています。

ルーフはパノラマルーフを採用していますね。
ドア開閉は、アストンマーティンにも採用される「スワンウィングドア」を採用される可能性が浮上していますが、この画像ではちょっと判断がつかないため、本日より開催の東京モーターショー2017にて確認したいところ(それにしてもこの画像は美しい)。

最後はインテリアです。
明らかにラグジュアリー思考を意識しており、シートはプレミアムレザー、オーナメントパネルは高級なエレガントウッドトリムを採用。
ステアリングホイールも3スポーク式で、インフォテイメントシステムはアナログ式。
ダッシュボードの約4分の3は液晶ディスプレイが搭載されていますね。