BMW「M5コンペティション」のスペックがリーク。V8ツインターボで625馬力発生

2020-05-26

BMWのハイパフォーマンスモデル「M5コンペティション・パッケージ(F90)」が発表されることが明らかとなりましたが、早くもスペックの詳細がリークしています。
リーク元となったのは、オーストラリアのBMWオーナーで、今回の最新モデル「M5コンペティション・パッケージ」をオーダーした際に、ディーラから主要諸元の情報を入手したとことから情報が展開された模様。


今回登場する「M5コンペティション・パッケージ」のスペックとしては、排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、従来の「M5」よりも28ps高い最高出力625psを発揮、更には専用スポーツサスペンション装着によりフロント7mm、リヤ10mmローダウンしています。

パフォーマンス機能として、擬似的にスポーティなサウンドを奏でるスポーツエキゾーストサウンドトラックや、カーボンファイバエンジンカバーを標準装備し、外部にはブラックバッジを付加することも可能となっています。

価格帯についても、従来の「M5」よりも約200万程高価になることが予想されていて、恐らく2,000万円位になるのではないかと思われます。
なお、公式的なスペックの公開は4月頃を予定していて、その際には0-100km/hの加速時間や最高時速などの詳細も明らかになる予定です。

Reference:CARSCOOPS

「M5」の性能を侮るなかれ。
関連記事:フェラーリやランボルギーニも目じゃない。BMW・新型「M5」の0-100km/h加速時間が2.8秒だった件(2018/2/17投稿)


BMWのMパフォーマンスモデルの中でも、トップクラスのスペックを持つ4ドアセダン「M5」の加速性能がとんでもなく速かった件。
BMWによると、同社にてこれまでテストしてきたモデルの中で最も速いセダンと言われ、スーパーカーを代表するフェラーリやランボルギーニにも負けない加速性能を持っているとのこと。
そのスペックとして、BMWのテストドライバが実際にテスト走行を行ったところ、0-100km/hの加速時間が僅か2.8秒とのことで、ゼロヨンの加速時間は10.9秒(到達速度が207km/h)という驚異的な加速力を発揮したのだとか。

ちなみに、0-100km/hの加速時間が2.8秒にて到達するスーパーカーは、マクラーレンのアルティメットモデル「P1」や、日産「GT-R NISMO」、ケーニグセグ「レゲーラ」、そしてブガッティ「ヴェイロン」といったとんでもないモデルたちと肩を揃えることとなります。

ただ、この0-100km/h加速テストは、純粋なRWD(新型「M5」はAWDとRWDを切り替えることが可能)のみで実施した場合、MAXでも3.6秒が限界とのこと。ただし、AWD駆動を可能とするxDriveシステムを活用すれば、約2.8秒という加速性能を発揮できるとのこと、ある意味BMWにとっては加速性能向上を指し示す重要なシステムとして今後の開発に必要な新たなものを見出したのではないかと思われます。

あとこれは余談ですが、0-100km/h加速時間が2.9秒にて到達するモデルとしては、ケーニグセグ「アゲーラS/アゲーラR」、ランボルギーニ「ヴェネーノ/アヴェンタドールSV/ウラカン・ペルフォルマンテ」、ポルシェ「918スパイダー/911ターボS」、ライカン「ハイパースポーツ」、マクラーレン「720S/675LT/650S」、フェラーリ「812スーパーファスト/F12tdf」、ホンダ「NSX」と、これまたとんでもないモデルたちよりも速いことになりますね。