BMWを専門とするチューナーが「2シリーズ・カブリオレ」に「M2」エンジンを搭載したカスタムモデル「M2カブリオレ」を販売

2020-05-26

先日、BMWのハイパフォーマンスモデル「M2クーペ」を更にハードコアに仕上げた「M2コンペティション」が発表されましたが、同社を専門とする過激チューナーがオープンモデルとなる「M2カブリオレ?」を販売。
BMWは、オープンモデルの「M2カブリオレ」をラインナップしていませんが、今回発表しているのは「LW M2カブリオレ」と呼ばれる軽量パフォーマンスモデルで、従来モデルとなる「2シリーズ・コンバーチブル(F23世代)」に「M2クーペ」のエンジンやアクスル、トランスミッション、ディファレンシャルといった専用パーツをブチ込んだ改造車両となります。


何とも忠実に再現された「LW M2カブリオレ」ですが、フロントのキドニーグリルにブラックペイント処理を加え、その周りにはカーボンファイバフレームを装着。
フロントリップにもカーボンファイバパーツを使用する等、とにかくパーツ代に異常なコストがかかっていることがわかります。

サイドから見てみるとこんな感じ。
車高は見事にローダウンされ、フロント20インチ(265/30タイヤ)、リヤ21インチ(305/35タイヤ)の異径アルミホイールを装着しています。

リヤデザインも抜かりなく「M2」を意識しており、両サイド2本だしのクワッドエキゾーストパイプにカーボンチップという組合わせはまさにカスタムモデルならでは。
おまけにリヤディフューザーもカーファイバパーツが使用されていますが、パーツ類だけで一体いくらなのでしょうか?

インテリアもかなり拘りが見受けられますね。
カーボンファイバトリムが印象的なオーナメントパネルに、アルカンターラとナッパレザーを採用したスポーツシート、そして「M2に搭載される機能を流用しつつ、コントラストステッチやギヤシフトレバー、ステアリングホイール、アナログダイヤル等にも”M”バッジがセットされていることがわかります。

エンジンは、大胆にも「M2クーペ」に採用の排気量3.0L N55型直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力428ps、最大トルク600Nmにチューンアップしていますが、これは「M2コンペティション」の最高出力410ps/最大トルク550Nm以上のパワーを持つこととなります(パフォーマンス性については不明)。

なお、このカスタムモデルの価格は約1,005万円と中々に高額ですが、恐らく「M2コンペティション」に近い価格帯であることを前提に考えると、意外と買いな一台なのかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS