シボレー「コルベットZR1」にZTKパフォーマンスパッケージを装着してみた→想像以上に車高が低すぎた件

2020-05-26

先日ニュルブルクリンクサーキットにて、ポルシェ「911GT2RS」の6分47秒に挑戦したところ、7分12秒と不甲斐ない結果に終わったシボレーのハードコアモデル「コルベットZR1」。

”コルベット史上最強”と謳われた一台で、パワートレインは、排気量6.2L イートン製LT5 V型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力765ps、最大トルク969Nmを発揮。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は僅か2.85秒(フェラーリ「488ピスタ」と同じ加速力)で、最高時速は341km/hにまで到達するも、価格帯は約1,500万円程のコスパ最強の一台となっています。


そんなコスパ最強でありながらもパフォーマンスも相当に高い「コルベットZR1」には、ZTKパフォーマンスパッケージなるオプションが存在し、フロントスプリッターを設けることで約430kgのダウンフォースを発生することが可能で、更には調節可能なハイウィングも追加。

その他の装備には、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2のサマータイヤ、シャシーの改良、更には大きなコーナリンググリップを提供するリターン式磁気式ライドコントロールシステムを装備することで、これまで登場してきた「コルベット」よりも加速力だけでなくコーナリング性能にも長けた性能を持ちます。

最初の画像でも確認できますが、フロントロアバンパーからスプリッターにかけてのクリアランスはもちろんのこと、地面から最低地上高にかけても”9cmあるのか?”と思わせる程の低さを見せています(日本の車検に通るとは思えぬほどの低さ)。
また、フロントエンドのデザインにおいては、まるでカメムシをモチーフにしたかのような形状で、それはまるでランボルギーニ「アヴェンタドール」のよう。
日本に納車されるかどうかは一切不明ですが、間違いなくスーパーカーに部類できるほどの外観とパワーを持つ一台となるため、一度は間近で見てみたい注目の一台でもあります。

 


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Reference:autoevolution