アウディのフェイスリフトモデル「R8GT」と思わしき開発車両が登場。V10搭載で670馬力発生か

2020-05-26

以前から噂されているアウディの最上位スポーツモデル「R8」のダウンサイジングターボの登場が囁かれていますが、ここにきて新たな情報を備えた開発車両をキャッチ。
今回目撃されている個体は、ブルーカラーとイエローカラーの2台(同じグレードだと思うので今回公開するのはブルーのみ)となりますが、外観については、必要最低限の変更ではあるも、フロントヘッドライトの鋭さが更に際立っているようにも思えますね。


フロントヘッドライト以外にも、フロントグリルやエアインテーク部も修正されているようにも見え、どちらかというと現行モデルとなる「R8 V10」よりもコンパクトで中央に集中しているようにも見えます。

サイドから確認してみると、サイドスカートやフェンダー部分にもカモフラージュが施されているため、もしかするとこの辺りも再設計が施されるのかもしれません。

リヤデザインを見ていくと、小さなリヤウィングやスリットの入ったリヤディフューザー、そして大口ともいえる両サイド1本だしマフラ等、とにかくスポーティなデザインは、もしかすると「R8 GT」と呼ばれるレンジトッピングモデルなのかもしれません。

恐らくアップグレードは外観だけでなく、エンジンにも加えられる可能性がありそう。
パワートレインは、排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンをそのままに、最高出力610hp→650hp~670hpにまでパワーアップする可能性があり、更には兄弟車種ともいえるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」のアクティブ・エアロダイナミック・コンポーネントを共有する可能性も浮上しています(そうなると「ウラカン」よりもハイスペックになることは確実に)。

デビューの時期は不明ですが、元々「R8 V6」の開発車両としてキャッチされていた個体なだけに、その方向性は一転してハイパフォーマンスモデルとして最後のラインナップモデルになるかもしれず、今年の年末ないしは来年初めごろに登場する可能性がありそうですね。

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Reference:CARSCOOPS