BMW・新型「M850i xDriver」が遂に世界初公開。直6ディーゼルターボモデルもラインナップ【動画有】

2018-06-162020-05-26

本日より開催のル・マン24時間耐久レースにて、BMWの最新フラッグシップスポーツモデル「8シリーズ・M850i xDriver」が遂に世界初公開されました。
昨日、プレビュー前にリーク画像が拡散されていましたが、やはり全く同じデザインでの登場となりましたね。

さて、早速登場した「8シリーズ・M850i xDriver」をチェックしていきましょう。
フロントエンドのデザインを確認してみると、「6シリーズ」のデザインを上手く取り入れながらも、フロントフォグランプは完全省略化。
フロントヘッドライトは、より釣り目で鋭さがアップし、フラッグシップならではの威圧感と風格を漂わせています。

全体的に見て、パーツが中央寄りになるのかと思いきや、意外にも外側寄りでありながらもスタイリッシュにも見えてしまうのが「8シリーズ」の特徴(しかしながらワイド＆ロー)。

サイドを確認してみると、フラッグシップならではの美しい流線形を描きながら、一切無駄の無いスポーティな仕上がりに。
サイズに関しては不明ですが、ロングホイールベースながらも、フロント・リヤオーバーハングが適度に出っ張っているところもグッド。
フロントフェンダーにはエアダクトが設けられていますが、ブラックカラーのプラスチックパーツを流用しているのではなく、カーボンファイバを使用している可能性がありそうです。

こちらはリヤデザイン。
全体的に筋肉質に仕上げられたリヤデザインですが、インテークによる凹凸を加味したことで立体感が大幅に向上していますね。
リヤテールランプも、”L”字を模したハウジングを流用せず、「X2」同様にフラット且つ外側に持ち上げるように釣り上げているところもBMW近年のトレンドデザインとなっています。
リヤディフューザー一体型のエキゾーストパイプもスタイリッシュながらワイルドなレイアウトですね。

インテリアはまぁ～スポーツ＆ラグジュアリーなつくり。
最新かつ最先端のインフォテイメントソリューションであるBMWオペレーティングシステム7.0が搭載され、コントロールディスプレイは10.25インチ、デジタル計器クラスタは12.3インチと超大型となっています。
もちろん、ヘッドアップディスプレイも搭載していますよ。

インテリアシートは、キャメルカラーの上質なフルレザースポーツシートを採用し、その周りにあるインストルメントパネルはアルミ製とカーボンファイバパネルの2種類を採用しているようにも見えますね。

「M850i xDrive」のパワートレインについては、排気量4.4L　V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力530ps／1,800rpm～4,600rpm、最大トルク750Nmを発揮します。
トランスミッションはxDriveシステムを備えたSteptronic Sport ATを搭載し、パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が3.7秒、最高時速は250km/hにまで到達します。

足回りにおいては、電子制御ディファレンシャルロックからインテグラル・アクティブステアリング、ダブルウィッシュボーン、5リンクサスペンション、電子制御ダンパーを設定。

またブレーキングについては、「M850i xDrive」の場合、直径395mmの超巨大ブレーキディスクを装着し、今回より新たに登場する「850d xDrive」においては直径374mmのディスクが装着されます。
上記にもありますが、欧州仕様として「840d xDriver」がラインナップされるとのことで、排気量3.0L　B57D30型直列6気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力320ps／1,750～2,250rpm、最大トルク680Nmを発揮します。