止まらぬロングホイールベース化。アウディが中国専売モデル「奥迪(アオディ)Q2L」を今秋デビュー

2020-05-26

以前、中国・北京モーターショー2018にて、アウディのミドルサイズSUV「Q5」のロングホイールベース&中国専売モデルとなる「奥迪(アオディ)Q5L」が初公開されましたが、今回はコンパクトクロスオーバーモデル「Q2」のロングホイールベース版となる「奥迪(アオディ)Q2L」が登場することが発覚(奥迪はただの当て字で意味は無し)。

FAWフォルクスワーゲンによれば、この個体も中国専売モデルとして今秋に公式デビューすることがわかっており、全長は4,200mm→4,229mmと僅か+29mm、ホイールベースにおいても2,595mm→2,629mmと+34mmしか延長(フォルクスワーゲン「ゴルフ」並)されないことが発覚。


ロングホイールベース化とは言いながらも、僅か30mm程しか延長していない理由としては、「Q2」自体のコンセプトが”アーバンスタイル”を掲げているため、中国都市が益々混雑していく中で、必要最低限の居住空間を確保でき、更には都会派コンパクトクロスオーバーらしい小回りの利いたモデルとして拡販していくことを目的に設計されているとのこと。

モデルラインナップ拡充に伴い、足元のホイールもラインナップを増やしていくとのことですが、ブラックペイント処理されたホイールも登場するのは有り難いところ。

フロントグリルやリヤバンパーにおいても、従来クロームタイプからハイグロスブラック処理等、オプションに応じて大きく変化します。

なお、パワートレインは排気量1.4L 直列3気筒ターボエンジンの1グレードのみで、最高出力150hp、最大トルク250Nmを発揮(7速AT、前輪駆動FF)。
中国では、パワーよりも快適性を重視する傾向にあり、アウディ「Q5L/Q2L」以外にも「A8L/A6L/A4L」と、とにかくロングホイールベースが大好き。
価格帯としては、約260万円からにて販売されます。

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Reference:autoevolution