マクラーレンが2025年までの製品計画の概要を発表。ハイブリッドモデルも含め18車種を追加

2020-05-26

マクラーレンもハイブリッドモデルへ本腰

イギリスのスーパーカーメーカ・マクラーレンが、今後7年内(2025年まで)にハイブリッドパワープラントが搭載され、バッテリのみで約30分間のレーストラック走行が可能なまでのスペックを供給することが可能であることを示唆しました。
マクラーレンは、既に幅広い顧客にアピールするためのスポーツカーやコンバーチブルモデル、そしてグランドツアラーをラインナップ強化していて、今後7年間で更なるラインナップ強化を目指していきます。

2025年までに18車種追加、まずは「F1」の後継モデルからスタート

マクラーレンの2025年までの新製品計画によれば、同社は18車種もの新しいモデルと派生モデルを導入する予定で、更にはハイブリッドパワートレインを全範囲にて使用することと、バッテリのみで約30分間トラック走行(別の言い方をすれば過激な走り)を可能とするだけのシステムの提供を目指しています。

これらの新しいモデルは、より高度な技術を詰め込んでおり、例えば新しい増強運転機能やオーナー車両の位置を追跡するためのシステムといったOTAソフトウェアアップデートを施すことで、最先端技術を確実に提供できるといわれています。

なお、現時点でマクラーレンが検討している新モデルとしては「F1」の後継モデルで、これは「マクラーレンGT BP23」というコードネームにて開発が進められており、世界限定106台のみ、車両本体価格約2.8億円の3座シートクーペとして2019年後半に生産を開始予定としています。
マクラーレンは今後、年間約6,000台の車両を出荷できるだけの体制を整え、ロシアやインド、中東、ヨーロッパへの進出強化に加え、新しい市場への拡大を目指しています。

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Reference:motor1.com