日産×イタルデザイン「GT-R 50 by Italdesign」がグッドウッド初走行。コンセプトそのものの完成度、エンジンサウンドは完璧【動画有】

2020-05-26

究極の「GT-R」が遂にグッドウッド初走行!

7月12日より開催中のイギリス・グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2018にて、日産とイタルデザインの共同開発モデル「GT-R 50 by Italdesign」が世界初デビュー&初走行しました。
これまで公開されてきたイメージ画像通り、「GT-R Nismo」をベースとしたシャープをスタイリングとコンセプト風の奇抜なデザインが魅力的です。


この個体は、「GT-R」生誕50周年を記念して開発され、その生誕年数にかけて販売台数も世界限定50台と非常に僅か。
販売価格も約1.2億円と高額になっています。

国産車ベースとは思えぬほどのグローバルさ。いろんな意味で「やっちゃった日産」

今回のグッドウッドにて確認できている「GT-R 50 by Italdesign」は、イタルデザインが手掛けた全く新しいデザインとインテリアが特徴で、独特のヘッドライトや低いルーフライン、リヤウィンドウ・レーキ、ツインフロートのリヤテールランプ、そしてリキッド・キネティック・グレーとエネルゲティック・シグマ・ゴールドのアクセントが加えられたハードなボディペイントが国産車ベースとは思えないほどのグローバルな仕上がりとなっています。

今回インテリアは確認できないものの、イタルデザインによる新たなダッシュボードや2種類のカーボンファイバ仕上げ、そしてゴールド仕上げのカーボンシェルバケットシートがよりレーシーな印象を与えます。

パワートレインは、排気量3.8L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、GT3コンペティション仕様のVTECターボチャージャーと、より大きなインタークーラーを備えたNismo仕様のアップグレード版で、ヘビーデューティクランクシャフトやピストン、コネクティングロッド、ベアリング、高流量ピストンジェット、カムシャフトプロファイルを改良することで、最高出力720ps/7,100rpm、最大トルク780Nm/5,600rpmを発揮。

トランスミッションは6速DCTを更に強化し、より強力なディファレンシャルとドライブシャフトにより、ダイナミック且つ安全に四輪駆動(AWD)へと伝達されます。

今回世界デビューを果たした「GT-R 50 by Italdesign」について、日産のグローバルデザイン担当のシニアバイスプレジデントのAlfonso Algaisa氏は「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、私たちのお客様の夢を鼓舞する50年の歳月を記念して、力と芸術性を兼ね備えたイタルデザインによる理想的な一台である。プロトタイプそのものと同じように、デザインやパフォーマンス、ラグジュアリ、歴史と未来の想像によりユニークな一台を造り出します」と説明しています。

【710bhp ItalDesign GT-R50 makes debut at FOS】

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Reference:CARSCOOPS