ドイツにて世界限定25台のメルセデスベンツAMG CLK GTRが目撃される。更に限定75台のみの”アノ”車両ともコラボ→合計は優に10億円超え?
公道では初の目撃?CLK GTRが高速道路にて走行
以前、世界限定25台で走行距離僅か1,500km以下のレーシングカー&公道仕様モデルとして販売されたメルセデスベンツAMG CLK GTR が、モントレーRM Sotheby’sオークションにて出品され大きな話題となりましたが、まさにその出品される車両がドイツの高速道路に走行しているところとハイウェイガソリンスタンドにて給油しているところを目撃されています。
そもそもこのような希少個体を公道にて目撃すること自体が稀なことでもありますが、更に出品される前のラストラン?を目撃できるのはある意味奇跡だと思います。
その迫力あるAMG CLK GTRの姿を早速チェックしていきましょう。
AMG CLK GTRは、まさに公道を走るレーシングカー
まずはハイウェイガソリンスタンドにて目撃されたAMG CLK GTR。
あまりにも違和感のあり過ぎる光景ですね。
このモデルは、1998年に生産されたホモロゲーション・スペシャルモデルで、世界限定25台中9台目(クーペ20台/ロードスター5台)に製造、アメリカの公道仕様として登録され、走行距離は僅か1,500km未満の極上モデルとなります。
公道とのミスマッチ感はもちろんのこと、人生の中でこうした姿を目撃できることの喜びは大きいと思う
AMG CLK GTRのパワートレインは、マクラーレンの3座シートモデルF1の技術を参考にした排気量6.0L AMG製V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力604hp/最大トルク775Nmを発揮。
駆動方式は後輪駆動(RWD)で、トランスミッションはクラッチペダル操作が必要となるパドルシフト式6速シーケンシャルシフトとなります。
子のリヤデザインも溜まりませんね。
フェンダーオンのサイドミラーも強烈なインパクトですが、公道モデル離れした巨大リヤウィングやバンパー形状もとてつもない存在感を発揮しています。
SLRスターリング・モスと貴重且つ強烈なコラボ
高速道路での走行が終わった後はまさかの豪華なコラボ。
世界限定75台のみ販売されたモデルで、SLRマクラーレンを購入しているオーナーのみがオーダー可能なSLRスターリング・モスが登場。
レーシングモデルの300SLRをイメージしたモデルで、ルーフとフロントウィンドウシールドを完全除去したスピードスタースタイルとなります(近年のモデルでいえばフェラーリ・モンツァSP1/SP2やマクラーレン・エルヴァがそれに該当)。
これにより約200kgの軽量化に成功し、前後重量比のバランス向上に加えて走行性能も格段にアップしているとのこと。
ちなみにSLRスターリング・モスのパワートレインは、排気量5.4L V型8気筒SOHCスーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力650psを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は3.5秒以下、車体重量はクーペよりも200kg以上軽い1,550kg、新車販売価格は約1.1億円と非常に高額ですが、中古車販売価格は更に高額の約5億円にて販売されています(AMG CLK GTRを含めたら10億円超え?!)。
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Reference:AUTOGESPOT