BMW「Z4 M40i」のリヤ&サイドが完全リーク。コレほぼコンセプト通りやん!

2020-05-26

遂に全体のスタイリングがリーク

 

先日、トヨタと共同開発を進めているBMWの最新2ドアオープンスポーツモデル「Z4 M40i」のフロントデザインがリークしましたが、今度はサイドとリヤデザインも完全リーク。

前世代から大きくアグレッシブなスタイルへと変化し、それでいてフロントデザインはコンセプトモデルのデザインを上手く残しつつ、これまでに無くダイナミックでトルクフルな走りを提供することが約束される新型「Z4」には大きな期待が寄せられています。


リヤデザインは想像以上の仕上がり

今回、新型「Z4」を公開したのは、専門ウェブサイトのsupramkv.comで、今月末の8月23日より開催するモントレー・カー・ウィーク2018にて世界初公開を予定しているにも関わらず、完全フライング。色んな意味で良い仕事してくれてますね。

今回リークしている画像のリヤデザインを比較していくと、やはりコンセプトモデルに非常に似ている部分が多く、ブラックのアウトグリルサラウンドよりはるかに実質的で、ワイド&ローを意識させるリヤディフューザーやエキゾーストマフラ等、細かいスタイリングにおいても非常に高い完成度にて仕上げてきています(筋肉質な感じが、若干レクサス「LC」のリヤデザインにも似ている)。

リヤバッジについても、明確に上位モデルの「M40i」と表記。
リヤテールランプについても、「さすがにコンセプトっぽくはならないだろ」と思っていましたが、意外にもコンセプトに大きく寄せていていることから、「コンセプトモデルも量産車として採用されるために厳密に設計されているんだなぁ~」と感心。

サイドの完成度も抜群

再度のスタイリングについてはやはりロードスタースタイル。
フロントウィンドウとAピラーの傾斜角、サイドドアパネルのプレスライン、フロントフェンダー付近のダクト等もコンセプトモデルに大きく寄せていますね。
足回りについては、ロッキング機械式差動装置や大口径ブレーキ、アダプティブダンパーを標準装備。
そして、今回登場する「Z4 M40i」について、BMWのアプリケーションサスペンションヘッドであるJos van As氏によれば、高いレベルの車体剛性と強固なサスペンションアタッチメントによって、ステアリング精度と縦・横方向の加速度の点で本物のスポーツカーの性能を保証するセットアップを提供する、と説明しています。

スペックについては、以前の記事でもお伝えした通り、現時点ではまだ明確になっていないものの、エントリーモデルは排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載した”sDrive30i”をラインナップすると報告しています。

上位モデルの”M40i”については、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力はアメリカ仕様が382hp、欧州仕様が335hpを発揮する予定となっています。
アメリカと欧州にて出力値が異なるのは、各地の排出ガス規制法が異なること、そして、欧州仕様についてはパーティクルフィルターを設けることで排ガス値を抑えるためと言われています。
ちなみに、最大トルクは各地共に500Nmを発揮するとのこと
トランスミッションについては、ZF8速ATとMTを販売予定で、電子的に制御されたリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが標準装備されると予想されています。

なお、価格帯については、レンジトッピングモデルで概ね550万円になると言われており、来年3月には販売開始すると発表しています。

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Reference:autoevolution