フルサイズ&自走可能なLEGO(レゴ)製のブガッティ「シロン」が登場。計2,304ピース&最高出力5.330馬力発生だ【動画有】

2020-12-25

遂に自走可能なレゴ製ブガッティ「シロン」が登場

ブガッティといえば、モーターや歯車、車軸、タイヤ等の機構部品にて構成される機械等を組むためのレゴ(LEGO)社の一連の製品群・LEGO Technic渾身の作品「シロン・1/8スケールモデル」を35,000円から販売していましたが、今回は完全フルスケールモデルを製作し、更には自走可能なモデルへと仕上げました。


とことんまでレゴブロックを使い尽くした一台。その期間は約1.5年

今回、ブガッティとLEGO Technic社の更なる共同作業により、約100万種類のレゴブロックから最適な形状を選出し、外観だけでなく、エンジン回りや足回り、そしてインテリアまでも全てがレゴブロックで組み立てられているという再現っぷり。

特にインテリアのダッシュボードやシート、ハンドルも本物の形状に近づけられていて、相当なこだわりを持たせた一台なのだと思われます。

個人的にはこのブレーキディスクとブルーのブレーキキャリパのこだわりはかなりグッド。

その他にある、リヤスポイラーやスピードメータ、フロント・リヤライト、アルミホイール・タイヤ、ブレーキペダルといった装備は本物のパーツを流用していますが、それ以外はほぼ全てレゴブラックで仕上げられており、開発と組立てに要した時間は13,438時間(約560日≒約1.5年)にまで上るといわれています。

なお、この「シロン」は自走することも可能だそうで、そのためにはLEGO Technic社製のモータ2,304台と、4,032台のレゴ製歯車、2,016台のレゴ製クロスアクスルが搭載されており、理論上としての最高出力5.330馬力/最大トルク92Nmを発揮します。

レゴブロックでの自走可能モデルはブガッティ「シロン」以外にも存在する

ちなみにこれは余談ではありますが、とある記事ではこのブガッティ「シロン」に関して世界で初めて「運転可能なLEGOが作られました。」と記載されていますが、それは完全なる誤りで、過去にレゴブロックにて作られた自走可能なホットロッドが製作されています。

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こちらが、実際にレゴにて組立てられたフルスケールモデル&自走可能なブガッティ「シロン」の動画となります。

解説をしてくれるのは、自動車系人気No.1ユーチューバーのShmee150氏となります。

【They Made a Bugatti Chiron in FULL SIZE WORKING LEGO!】

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Reference:motor1.com