プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手が日産ブランドアンバサダーに就任。ホワイトの「GT-R」進呈は日産にとってビジネスチャンス?!【動画有】

2020-05-26

全米オープン覇者の大坂なおみ選手が「日産ブランドアンバサダー」に就任

先日行われたテニス全米オープン・女子シングルスの決勝にて、元世界ランキング1位の強豪セリーナ・ウィリアムズ選手と対戦した世界ランキング7位の大坂なおみ選手が見事勝利・初優勝し、その後大ブーイングを受けたことで大きな話題に。

その後、大坂選手が日本に帰国し、2018年7月からスポンサー契約している日産自動車との記者会見に参加し、グローバルにて広告やイベント等に起用される”日産ブランドアンバサダー”に就任しました。
今回の全米オープンにて優勝したことは、日本人選手として初めてで、このタイミングで記者会見を行ったことは日産としても絶好のチャンスだったといえるでしょうね。


”まずは”新型電気自動車「リーフ」が進呈

今回のイベントでは、日産・日本事業担当である星野朝子専務執行役員より、直々に同社の電気自動車モデルとなる新型「リーフ」を進呈。
価格にして約400万円と高額ではありますが、EVモデルを今後更に普及させる日産の強い想いと、大坂選手の「世界ランキング7位→5位に上げたい」という想いが交錯するものでもあるため、お互いの意思を確認し合える重要な会見だったのではないかと思います。

これで終わらない大坂選手。今度は…?

ただ、ここで簡単に終わらないところが全米オープン覇者の凄いところ。
このあと司会者から「日産で一番好きな車は?」という質問に対し、大坂選手は「GT-R。速いから白で!」と半ば強引な感じで回答しますが、この回答に星野専務は「GT-Rですか…よし、差し上げましょう!」と躊躇しながらも思い切った回答で会場を盛り上げていました。
具体的にどういったグレードが提供されるかは不明ですが、大坂選出と日産がコラボした特別な「GT-R」が提供されるとの情報も。

日産にとってはむしろビジネスチャンス

加えて、これだけ若者のクルマ離れが進行しているなかで、今最も注目されている人物から国産スーパースポーツ「GT-R」の名前が挙がったことは、日産にとってはむしろ好都合で、今まで注目してこなかった老若男女全てが日産「GT-R」に興味を示すタイミングになっているのではないかと思われます。

大坂選手は1997年(平成9年)10月16日生まれで、年齢は20歳。
2016年の全豪オープン予選を突破し、四大大会に初出場し3回戦まで進出。その後今年3月のBNPパリ・オープンツアーにて初優勝した今最も勢いのあるプロテニスプレーヤーですね。
細身の体格でありながらも身長は180cmと非常に長身。このスタイルにて日産「GT-R」から降りる姿はとても様になるでしょうね。これでさらに「GT-R」のCMに起用されるようであれば、更なる宣伝効果が上げられるのではないかと思います。

なお、1994年に日産が当時8,000万円にてCM契約を交わしたイチロー選手にも、シーズン最多210安打を記念した当時の高額モデル・インフィニティ(約800万円)、広告功労賞にて1996年に送られた「シーマ」(約688万円)を進呈していたことがありましたし、今回の「リーフ」×「GT-R」のダブル進呈がどれだけ太っ腹なサプライズであるかがよくわかります。

【大坂なおみ、日産ブランドアンバサダー就任でGT-Rプレゼント!?】

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