ロールスロイス「カリナン」はいずれハイブリッドモデルになる。V12エンジン&571馬力よりも更に強力になることが判明

2020-05-26

「カリナン」にハイブリッドモデルが登場する?

ロールスロイス初のSUVモデルで”最も豪華なオフロードモデル”とも言われる「カリナン」。
車両名称にある「カリナン」の由来は、今までに発見されたダイヤモンドの中で世界最大級といわれた「カリナン・ダイヤモンド」が由来。
その重さにして621.35g(3,106.75カラット)で、このダイヤモンドは1905年1月に南アフリカ共和国にて発見され、当時会長であるトーマス・カリナン氏が発見したことから「カリナン・ダイヤモンド」という名称が付けられました(現在、このダイヤモンドはイギリス王室に保管されている)。

競合モデルとしては、ベントレー「ベンテイガ」やランドローバー「レンジローバー」、ランボルギーニ「ウルス」等が挙げられています。


間違いなく現在のV12モデルよりも強力になる

そんなラグジュアリーSUVモデル「カリナン」に関して、トップギヤとのインタビューの中で「ハイブリッドパワートレインを採用する可能性が高い」ということが分かりました。
もちろん、未だ具体的なスペックについては明かされていませんが、「カリナン」のパワートレインとなる排気量6.75L V型12気筒ツインターボエンジン(最高出力571ps/最大トルク850Nm)よりも更に強力なエンジン出力を発揮する、とロールスロイスは主張しています。

ただ、ハイブリッドユニットのベースとなる搭載エンジンについては、継続してV12エンジンが採用されるのは少々考えにくく、これだけ排ガス規制が厳しく謳われている中で、ダウンサイジングターボにせざるを得ない状況になっているのは確か。
そうなると、V8ツインターボ+電気モータといったプラグインハイブリッド(PHV)が濃厚になるのでは?ともささやかれているものの、この辺りはロールスロイスがどのような方針にて開発を進めるかに委ねられています。

なお、「カリナン」は今後約14年間販売され続ける可能性があるとのことで、時折ダウングレードモデルや一部改良等が施される可能性が高く、ハイブリッドについては同じBMWグループのハイブリッドユニットを共有することが容易に推測されます。

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Reference:CARSCOOPS