Klassenがロールスロイス「カリナン」のリムジン仕様を開発。重装甲が与えられ、価格は約2.3億円

2020-05-26

「カリナン」のリムジン&重装甲モデルが登場

ロールスロイスが初めてラインナップしたラグジュアリーSUVモデル「カリナン」を、ドイツの有名チューナであるKlassenがロングホイールベース化によるリムジン&防弾仕様に改造した特別モデルを販売することがわかりました。

この個体は、ベースとなる「カリナン」に排気量6.75L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力571ps/最大トルク850Nmを発揮。ロールスロイスのデザイン言語でもある高級感漂うヴァーティカルスリットの入ったフロントグリルはその存在感を更に強調させています。


リムジン化により全長は約1,000mmも延長

今回販売予定のリムジン仕様「カリナン」は、Bピラー部分を1,016mm追加することで、ホイールベースが3,295mm→4,311mmに延長され、必然的に全長も5,341mm→6,357mmまで長~くなりました。
もちろん、全長が長くなっただけでなく、リヤドアも長くなり、ルーフラインを上げ、パノラマルーフ等のオプションも追加。

更には、Bang&Olufsenサラウンドシステムやリヤルームのプライバシーを守るためのパーティションウォール、最新マルチメディアセンター、アンビエントLED証明等、インテリアをとことんまで強化しています(ライト等の操作はiPhoneにて操作可能)。

重装甲性も強化。但し価格は通常よりも約6.4倍に?!

なお、今回のリムジン仕様には、防弾性も相当に高めているみたいで、最上位クラスのレベル7とレベル9の弾道保護も備えた重装甲車両となります。
通常の「カリナン」は、車両本体価格は約3,600万円と非常に高価ですが、今回のリムジン仕様は約2.3億円と通常モデルよりも約6.4倍。
ちなみに、リムジン仕様の「カリナン」を発注してから約半年の納期がかかる(想像以上に短い)とのこと。

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Reference:CARSCOOPS