これは一体?ロシアのプーチン大統領がエジプトのアッ・シーシー大統領専属のドライバーを務める

2020-05-26

ロシア大統領とエジプト大統領が同乗試乗?!

ロシアのプーチン大統領とエジプトのアブドルファッターフ・サイード・フセイン・ハリール・アッ=シーシー大統領(まぁ長い!)が、F1レースが開催されるソチ・オートドロンのレーストラックコースを、ロシア国営のNAMI(中央自動車エンジン科学研究所)によって開発された高級車「アウルス・セナート」(防弾システムや人工衛星との連携システム含むフルオプション装備)で走行するという不思議な光景が公開されました。

しかも、プーチン大統領がシーシー大統領を招いたということで、「アウルス・セナート」の助手席に乗せて、プーチン大統領が運転するという豪華な構図となっていますが、両名ともにかなり真剣な眼差しで前方を見つめているところは非常にシュール。


実はかなり深い信頼関係が構築されている二人

実はこのシーシー大統領は、大統領就任以前からプーチン大統領とは会談を重ねることで深い信頼関係を築いており、旧ソ連時代に軍事協力を行っていたロシアから武器を購入していて、ユーラシア経済連合とエジプトのFTAに確約を取り付ける等、とにかく仲の良いこと何の。
そんな両名のドライブというのは、非常に珍しいかと思いきや、何度かドライブ経験があるとのこと。

ちなみに、今回サーキット走行に使用された「アウルス・セナート」は、ポルシェエンジニアリングやボッシュ、ソラーズといった有名メーカによって開発され、EMP統合モジュラプラットフォームを採用。
このプラットフォームを採用することで、「アウルス・セナート」のリムジンモデル以外にも、セダン「セナート」やSUV「カマンダント」、MPV「アーセナル」といった派生モデルも登場する予定となっています(ちなみにセナートとはロシア語で”元老院”)。

外観はロールスロイス「ファントム」にとても似ていますが、搭載するエンジンは全くことなる排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力598hpを発揮します。

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Reference:motor1.com