BMW・次期「1シリーズ・ハッチバック(F40)」の開発車両をキャッチ。競合モデルはAMG「Aクラス」じゃなくVW「ゴルフR」?

2020-05-27

またもや次期「1シリーズ・ハッチバック」の開発車両をキャッチ

BMWのエントリーハッチバックでお馴染みの「1シリーズ・ハッチバック」の次期モデルF40と思われる開発車両が目撃されています。
以前は、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにて目撃された次期「1シリーズ・ハッチバック」ですが、今回はレッカー車に積載された状態にて目撃されていますね。

前回の記事でも紹介しましたが、今回新しく登場するであろう次期「1シリーズ・ハッチバック」は、最新のFAARプラットフォームの採用により、後輪駆動(FR)から前輪駆動(FF)に切替えられ、更には縦置きエンジンから横置きエンジンに変更することで「車両重量の軽減」と「パッケージングの改良」「生産工程の合理化」「収益の改善」といった多数のメリットを持ち、メーカとしても約10万円のコストカットにつなげられるといわれています。


足回り・下周りがスポーティ→M Sportモデルの可能性大

FAARプラットフォームは、同社「2シリーズ・アクティブツアラー/グランツアラー」にも採用される最先端プラットフォームで、EVドライブトレインやバッテリー搭載にも適したフレキシブル性の高いものとなっています。

次期「1シリーズ・ハッチバック」は、現在は韓国・現代自動車「i30 N」を開発した元BMWエンジニアによって開発されたものであり、そのプラットフォームに適したパフォーマンスを発揮するようデュアルエキゾーストチップやボディキット、ブルーのブレーキキャリパ、Mパフォーマンスパッケージといった豪華な装備が見られることから「M Sport」モデルである可能性が非常に高いと思われます。

実はニュルFF最速記録を目指してる?

また、自動車ニュースサイト・Autocarの新情報によれば、次期「1シリーズ・ハッチバック」では、「M135i/M140i/M130iX M Performance」がラインナップ予定で、特にその中でも「M130iX M Performance」と呼ばれるハイパフォーマンスモデルは、最高出力300hpを発生することが期待されています。

競合モデルには、メルセデスベンツ「AMG A35/A45」といったモデルではなく、フォルクスワーゲン「ゴルフGTI/ゴルフR」やルノー「メガーヌRS」、フォード「フォーカスRS」、そしてホンダ「シビック・タイプR」が最も濃厚と言われており、もしかするとニュルブルクリンクでの前輪駆動(FF)最速モデルを目指す一台になるかもしれません。

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Reference:autoevolution