ランボルギーニより「アヴェンタドール」ベースのワンオフ仕様のレーシングモデル「SC18」が世界初公開。公道走行可能でエンジン出力”SVJ”同様に770ps発揮

2020-05-27

突如として「アヴェンタドール」ベースのワンオフモデルが登場

ランボルギーニのモータースポーツ部門に位置するランボルギーニ・スクアドラ・コルセより、「アヴェンタドール」ベースのワンオフ限定モデル「SC18」が世界初公開されました。
この個体は、レーシングモデルとして開発された一台ではありますが、一方で公道でも走行が可能となっています。モータースポーツから派生したアグレッシブな空力パッケージや大量のカーボンファイバと超軽量素材をふんだんに使用した独特な形状を持つパーツが大きな特徴となっています。


早速「SC18」の外観をチェックしてみよう

早速フロントデザインをチェックしてみると、「SC18」には「ウラカンGT3 EVO」に採用されるエアダクトや「ウラカン・スーパートロフェオEVO」にも採用のフードマウントされたエアスクープとリヤフィンが装備されています。

リヤデザインを見てみると、まるで「ヴェネーノ」のような超アグレッシブなデザインを採用しており、3つのメカニカルセットアップを行う巨大なカーボンファイバウィングと、冷却を改善するために12個のダクトを持つリヤエンジンカバーを装備します。

気になるパワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/最大トルク720Nmと「アヴェンタドールSVJ」と同じスペックとなります。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.8秒、最高時速は350km/hにまで到達します。
トランスミッションは7速ISRギアボックスを搭載。

外観としては、グリジオ・デイトナと呼ばれるグレー系のボディカラーをメインに、レッドのアクセントカラーを追加。

インテリアは公開されていませんが、ネロ・エイドと呼ばれるブラックのアルカンターラとカーボンファイバを使用したスポーツバケットシートにレッドのロッソ・アラーラと呼ばれるレッド系のコントラストステッチを追加しています。

なお、車両名称にもなっている「SC18」ですが、”SC=Squadra Corse”で”18=2018”を意味しているのではないかと思います。

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Reference:CARSCOOPS