安定のマツダ・パクりデザイン。中国メーカ傘下のMGがブランド初の100%電気自動車「eZS」を世界初公開

2020-05-27

MGが既存モデルの電気自動車を発表

先日より開催中の中国・広州オートショー2018にて、中国メーカ・上海汽車の傘下にあるMGモーターズ(イギリス)が、既存のコンパクトSUVモデル「ZS」をベースにした100%電気自動車モデル「eZS」を世界初公開しました。

MGといえば、レトロチックなデザインが売りのスポーツカーメーカですが、中国企業傘下に入ってからは、そのフロントデザインがあまりにもマツダに酷似していると大きく話題になっています。
今回の発表されている「eZS」や、ガソリンモデルとして既に市販化されている「ZS」も同様で、明らかにマツダ「CX-5」の中期仕様に酷似していることが確認できます。


「eZS」のスペックは正式公開されていない

「eZS」は、MG初となるゼロエミッションモデルではあるものの、その情報は非常に少なく、自動車ニュースサイトAutocarの情報によれば、電動モータはフロントに搭載され、システム出力は148ps、容量は全く不明のバッテリを搭載しているとのことですが、最大航続可能距離は431kmを達成している、と報告されています。

最初は中国専売、ゆくゆくは欧州でも販売予定

最新モデルとなる「eZS」は、恐らく2019年に中国市場のみで販売される予定ですが、親会社となる上海汽車ブランドのグローバル事業拡大という方針のもと、ゆくゆくは欧州でも販売する可能性があるとのこと。
なお、メーカ元としてはイギリスとなるMGですが、既にイギリスにて市販化されている「ZS」は全部で3種類ラインナップ。

グレードとしては、”エクスプロイト/エキサイト/エクスクルーシブ”で、排気量1.5Lガソリン(最高出力106ps)もしくは排気量1.0LターボGDI(最高出力111ps)のいずれかによって駆動されます。トランスミッションは、6速ATもしくは5速MTのいずれかから選択が可能となっています。

なお、「ZS」の価格帯は約160万円~約203万円にて販売されていますが、「eZS」は約257万円以上とそこそこ価格アップとなります。

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Reference:CARSCOOPS