レクサス「NX」が2020年モデル用に年次改良決定!受注開始は2月25日から、ボディカラー&インテリアカラーが追加され、安全装備もアップグレードへ

2020-05-27

レクサス・新型「NX」の詳細が遂に明らかに!

先日、レクサスのクロスオーバーSUVモデル「NX」が一旦生産中止されるとの記事をご紹介しましたが、厳密には2020年モデル用に年次改良(一部改良レベル)することが明らかになりました(ディーラ情報)。
そのため、今現在「NX」のオーダーは既にストップしている状態で、2月25日より正式に受注受付を開始することが決定しているので、これから「NX」を検討している方にとっては非常にラッキーな出来事なのかもしれません。

これから詳細は以下にまとめていきますが、大きくはボディカラーの追加(その一方で廃番となるカラーも…)やインテリアデザインの追加、そしてエントリークロスオーバーモデル「UX」にも搭載の最新安全機能が追加装備されるわけですから、圧倒的に充実した装備を持つ「NX」が完成されることが期待できます(その代り価格+50,000円~+100,000円アップは不可避)。
それでは、具体的にどのよう改良が施されるのかを以下にてチェックしていきましょう。


年次改良の詳細を見ていこう

ボディカラーの追加と廃番

まずはボディカラーですね。
今回の年次改良によって「NX」の外観のデザインの変更は無いものの、ボディカラーが追加されます。
そのカラーが、「UX200/UX250h」より新たにラインナップされた”ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング”というオレンジ系のアーバンチックなボディカラーとなります。
こちらは有料色で、+162,000円(税込)が発生しますが、個性的なクロスオーバーへと仕上げたい方にとってはグッドなオプションだと思います。

ただし、その一方で”プラチナムシルバーメタリック”が廃番となってしまうため、シルバー系を好むユーザーにとってはちょっと残念な報告かもしれません。

インテリアカラーの追加

続いてはインテリアカラー。
今回の年次改良により、トップレンジグレードの”version L”のみに、”ブラック×アクセントサンフレアブラウン”が追加されます。
基本的にはフルレザータイプとなり、ブラックにブラウン系のアクセントが加わった渋めのデザインとなります。

そしてこちらは”F SPORT”専用となる”ブラック×アクセントマスタードイエロー”が追加されます。
昨年末マイナーチェンジしたばかりの新型「RC」に採用の刺激的なインテリアカラーですね。
正直こういったイエロー系のインテリアは、クーペタイプだけかと思っていましたが、まさかSUVの「NX」にも採用されるとは思いませんでした(そう考えると”F SPORT”専用ボディカラーとなる”ネープルスイエローコントラストレイヤリング”も追加すればよかったんじゃない?と思ったりしますが…)。
もしかすると、今年マイナーチェンジを控える「RX F SPORT」でも、このインテリアカラーが採用されるかもしれませんね。

安全装備が大幅に強化されかなり充実に

そして最後は安全装備のアップグレードということで、Lexus Safety System+が大幅に強化されるとのことで、エントリークロスオーバーモデル「UX」に採用される安全装備が2020年モデルの「NX」にも搭載されます。
装備内容は以下の通りとなっています。

車両や歩行者、自転車運転者との衝突回避に寄与するプリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)

進路上の車両や歩行者、自転車運転者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避、あるいは衝突被害の軽減を支援します。万が一、車両や歩行者、自転車運転者と衝突しそうな場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むと、プリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力を強力にアシストし、ドライバーの回避行動をサポートします。また、仮にドライバーがブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュブレーキが作動します。例えば停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場合は、衝突回避または被害軽減を支援。また、例えば歩行者、自転車運転者との速度差が約40km/hの場合には、衝突回避または被害軽減を支援します。

車線をトレースして運転支援するレーントレーシングアシスト[LTA]

高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付) の作動時、車線維持に必要なステアリング操作支援を行います。また、レーダークルーズコントロール (全車速追従機能付) を使用していない場合でも、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能は作動可能です。

先行車や対向車に直接ハイビームを当てないアダプティブハイビームシステム[AHS]

すぐれた視認性を確保するLED点消灯式AHS。片側11個のLEDの点灯・消灯を制御することで、細やかに照射/遮光します。単眼カメラにより前方の車両光源を検出し、ヘッドランプの配光を先行車両や対向車両に直接ハイビームを当てないように、最適な状態に切り替えます。

先行車の発進を知らせる(付帯機能) 先行車発進告知機能[TMN]

先行車の動きをミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、自車が先行車に続いて停止後、先行車が発進し一定距離を走行してもなお自車が停止し続けている場合に、カラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ表示、およびブザーで先行車の発進をお知らせします。

道路標識を表示し告知も行うロードサインアシスト[RSA]

単眼カメラで認識した「最高速度」「はみ出し通行禁止」「車両進入禁止」「一時停止」の道路標識を、カラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイに表示。道路標識の見落としを減らし、安全運転を促します。また、単眼カメラによって認識された「最高速度」「はみ出し通行禁止」「車両進入禁止」の道路標識に対し、違反動作を行っているとシステムが判断した場合、表示の反転や点滅でドライバーに告知する機能もあります。

クルマと情報テクノロジーがつながる便利さをITS Connect

クルマのセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号等の情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信し、カラーヘッドアップディスプレイやマルチインフォメーションディスプレイでの表示、ブザー音でドライバーに知らせ、安全運転を支援するシステムです。

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