ピニンファリーナのEVハイパーカー「バッティスタ(Battista)」が遂にアンヴェール。フェラーリ「セルジオ」風のデザイン、ブガッティ「シロン」を圧倒する1,900馬力を発揮
遂に「バッティスタ」が世界初公開!
本日3月5日より開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にてデビューする、オートモビリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)のEVハイパーカー「バッティスタ(Battista)」が遂にアンヴェールされました。
ピニンファリーナによれば、今回のモデルは”世界初の高級電動ハイパーパフォーマンスGT”になるとして、デザイン的には全く新しいフロントセンターLEDストリップライトを採用しつつも、限定モデルとなるフェラーリ「セルジオ」を含むピニンファリーナモデルを想起させるようなスタイリッシュな仕上がりとなっています。
スタイリング的にはミドシップスポーツカー
スタイリングを見ていくと、フロントからトップルーフ、リヤにかけて流れるような流線形を描くボディラインが何とも美しく、フェラーリ風というよりかはマクラーレン風のミドシップスポーツカーに近い感じ。
リヤデザインは、フローティングテールライトとエアブレーキ機能を備えたアクティブリヤウィングが搭載されています。
足元には、6ピストンカーボンセラミックブレーキシステムをインストールし、アルミホイールは21インチの軽量タイプを装着。タイヤはピレリPゼロを装着していますね。
インテリアはこんな感じ。
カーボンファイバ製のステアリングホイールやミニマリストのデジタルインストルメントクラスターがあり、その両側には大きなディスプレイを搭載していますね。
ちなみに左側がパフォーマンスディスプレイで、右側がインフォテイメントとナビゲーションに焦点をあてたディスプレイとなっています。
その他には、キルティングレザーやアルミ、カーボンファイバ等の高級素材を混在させたオーナメントパネルもありますが、こういった細かい部分もオプション設定することが可能となっています。
Rimac社の技術サポートによりブガッティを圧倒するパワーを取得
「バッティスタ」には、カーボンファイバモノコックシャシーが採用され、Rimac製の120kWhバッテリパックと4基の電気モータを搭載しています。
これにより、システム出力1,900ps/最大トルク2,300Nmというとんでもないパワーを発揮するとのことで、ブガッティ「シロン」よりも驚異的なスペックを持ちます。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2秒以内で、0-300km/hの加速時間が12秒以内、そして最高時速は350km/h以上と言われています。
後続可能距離は、実用性を考慮して450km走行可能と言われていますが、高いパフォーマンスを発揮するとその航続距離は確実に悪化していくでしょうね。
なお「バッティスタ」は2020年に発売されるとのことで、生産台数は僅か150台となっています。
具体的な振り分けとしては、北アメリカとヨーロッパ、そしてアジア/中東に割り当てられ、販売支援をする25社~40社のニューヨークやロサンゼルス、トロント、バンクーバー、ロンドン、シュトゥットガルト、香港などの主要都市にあるディーラにて販売される予定となっています。
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Reference:CARSCOOPS