【悲報?朗報?】フォード「マスタング」は2026年までフルモデルチェンジの計画無し、更にハイブリッドモデルは2022年まで延期する模様

2020-05-27

~とりあえず2022年まで「マスタング」は何も変わらない~

世界で最も売れているスポーツカー・フォード「マスタング」ですが、このモデルが2026年まで現行モデルのままフルモデルチェンジしないこと(ライフサイクルを延長する)に加えて、更には2022年までハイブリッドモデルを販売しないことが明らかとなりました。


~次期「マスタング」は更に大きくなり、重くもなる~

元々、2020年に大幅なアップデートに加えて、ハイブリッドモデルの販売が濃厚といわれていた「マスタング」ですが、フォードとしてはクロスオーバー・SUVモデルやEVパワートレイン、自律走行技術を最も最優先すべき事項として取り上げているようで、「マスタング・ハイブリッド」のために時間を割くことはナンセンスであるとして、とりあえず後回しとなり、これに加えてフルモデルチェンジも更に2026年まで延長されるとのこと。

これを朗報と捉えるべきか、悲報と捉えるべきかは判断が難しいところですが、個人的にはV8エンジンというブランドを何とか死守したと考えて朗報と捉えていますが、それも時間の問題となっているため何とも複雑な思いではあります。

ちなみに、「マスタング・ハイブリッド」がもし登場するとすれば、プラットフォームは「エクスプローラ/リンカーン・アビエイター」のような最新のCD6アーキテクチャがベースになると言われていて、必然的にサイズも大きくなり、車体重量も更に重くなるとのこと。

もちろん、その分内燃機関+電気モータによるハイブリッドエンジンを採用することでシステム総出力は一気にアップし、更にトルクフルな走りを提供すると予想されますが、これによってエンジンもアメ車のブランドと言っても過言ではないV8エンジンからV6エンジンもしくは直4エンジン(既にラインナップしているが…)へと大幅にダウンサイジングされることは避けられないと思われます。

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Reference:CARSCOOPS