日産「エクストレイル」に新しく1.7Lディーゼルと1.3Lガソリンモデルがラインナップへ。ディーゼルには何とMT仕様も

2020-05-27

~購入層の幅を広げるであろう新型「エクストレイル」が登場~

欧州日産でも大人気のSUVモデル「エクストレイル」より、新たにディーゼルエンジンモデルと低排気量ガソリンエンジンモデルの2種類が追加ラインナップされることがわかりました。
今回新たに登場するのは、排気量1.7LのdCiディーゼルエンジン(最高出力150ps)と、排気量1.3LのDIG-Tガソリンエンジン(最高出力160ps)の2種類で、ディーゼルモデル2WDと4WDの何れかから選択することが可能で、トランスミッションはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と6速MTの両方(最大4パターン)がラインナップされます。


~価格帯はかなり高価ながらも日産の高い性能を体感できる~

一方、ガソリンモデルの駆動方式は2WD×DCTの組み合わせのみとなりますが、「エクストレイル」の中で最もイージーなモデルであり、購入層の幅を広げていく狙いがある一方、日産の性能の高さを本質的に理解していただける絶好のチャンスであると、欧州日産トップのJean-Philippe Roux氏も説明しています。

なお、いずれのエンジンも最新のユーロ6d-Temp排出基準を満足するクリーンモデルで、NEDC-BTサイクルに従うような形で、ディーゼルエンジンは2WD仕様でCO2排出量が137~143g/km、4WD仕様は151~154g/km、そしてガソリンモデルは145~154g/kmと非常に優秀な数値を誇っています。

気になる価格帯についてですが、エントリーモデルとなるディーゼルエンジンdCiは約380万円から、4WDモデルが約496万円という設定ではありますが、より環境性能と走行性能を高めたSUVモデルとして、欧州では魅力ある一台であるとして更なる販売台数増加が期待されています(日本仕様で見たらかなり高価だけど…)。

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Reference:CARSCOOPS