【限定155台のみ】アストンマーティンが急速充電にも対応可能なオールEVモデル「ラピードE」を発表へ

2020-05-27

~長年の沈黙守ってきた「ラピードE」が遂に世界初公開~

本日4月16日より開催中の中国・上海モーターショー2019にて、アストンマーティンの100%EVモデル「ラピードE(Rapide E)」が世界初公開されました。
今回発表されたモデルは、これまで製造されてきた「ラピード」のデザインとは異なるオールEV専用デザインで、更に生産拠点は新設されたSt Athan工場で、アストンマーティン一発目の記念すべきモデルとなっています。


~EVのパワーは「ラピード」のV12エンジン並みでトルクフル~

今回このモデルは、Williams Advanced Engineeringとの共同開発によって誕生したモデルで、プラットフォームには800Vのエレクトリックアーキテクチャと65kWhのバッテリパックがカーボンファイバとケブラーによって覆われています。
更には、5,600以上のリチウムイオンと18,650フォーマットシリンドリカルセルを備えていて、これは「ラピード」にも搭載される排気量6.0L V型12気筒エンジンモデルに相当し、システム出力610ps/最大トルク950Nmのトルクフルなパワーを発揮します。

「ラピードE」は、世界共通のWLTP規格より、航続可能距離320km超えを実現。
更には高速充電システムに対応していて、約3時間にてフル充電することが可能となっています。

直線のパフォーマンス性については、0-100km/hの加速時間が4秒未満、最高時速は250km/hにまで到達します。

その他については、アグレッシブなフロントスプリッターやリヤディフューザー、鍛造アルミホイール、特別なPirelli P-Zeroタイヤを装着しています。

インテリアについては特に公開されていませんが、走行モードの「GT/スポーツ/スポーツ+」によってインフォテイメントディスプレイや足回りも大きく変化し、特に足回りについては、スプリングとダンパー率が変更され、ラグジュアリーな乗り心地からスポーティ乗り心地と幅広く対応しているとのこと。

なお、このモデルの価格帯については不明なままですが、世界限定155台のみ販売されるとのことです。

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Reference:CARSCOOPS