やっぱり今年も出てきた。上海モーターショー2019にて、スペックも何もかも不明な中華コンセプトHezhong「Eureka 02」が登場

2020-05-27

~中国の新興メーカが謎のコンセプトモデルを発表~

先日より大きな賑わいを見せている中国・上海モーターショー2019にて、レクサス初のミニバンモデル「LM(Luxury Moover)」やメルセデスベンツ「AMG A35L」、BMW「325Li」等、様々な最新モデルが世界初公開されていますが、そういった中で毎年必ず登場するのが一切聞き覚えの無い新興メーカ。
今年も、中国メーカであるHezhong Automobileという謎の新興メーカが、全く新しいコンセプトモデル「Eureka 02」と呼ばれる個体を発表しました。

このモデルは、将来的に量産化することをほのめかした一台であるとして、新鮮なデザイン言語と過激なボディカラー(今回はパープルカラー)が特徴的。

ただ、この「Eureka 02」に関しては、Hezhong社から何一つ情報が展開されておらず、どういったパワートレインを搭載しているのか、デザインやスタイルコンセプトが何なのかも明確にされていない謎だらけの一台となります。


~意外にもアグレッシブでシャープなデザイン~

全体のデザインだけを見ていくと、そのボディラインやフロントフェイス、リヤエンドは非常に曲線的で滑らか。
フロントデザインは至ってシンプルで、メッシュグリルを持たない辺り、電気自動車をイメージさせるデザインとなっています。
そしてサイドミラーは無く、先進性を持たせた格納型のカメラが設けられています。

その他には、センターまで流れる直結型のシャープなLEDヘッドライトや、まるで牙を持ち合わせたかのようなデイタイムランニングライト等、アグレッシブな面も見える不思議な一台となっています。

リヤデザインに移りましょう。
よくよく見てみると、フロントホイール(ホイールサイズは22インチの5スポーツタイプ)の後ろからテールライトまで伸びたベルトラインが何とも印象的ですね。
リヤテールランプは、こちらもフロント同様に直結型でおまけにストレートタイプ。
何となくポルシェ「カイエン」のようなデザインにも見えますが、この辺りは中華特有の模倣している部分もあるかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS