アストンマーティン「私たちは可能な限りV12エンジンモデルを作り続ける。V12は私たちのブランドの中心の一つなのだ」

2020-05-27

~アストンマーティンは今後もV12モデルを作り続けていく模様~

アストンマーティンにとって一つの象徴にもなっているV型12気筒エンジンですが、同社がこのエンジンを搭載したモデルを可能な限り作り続けていくことを決心しました。

アストンマーティン・ラゴンダのエグゼクティブバイスプレジデント兼CEOのMarek Reichman氏によると、先日開催された中国・上海オートショー2019にて、オールエレクトリックスポーツモデル「ラピードE(Rapide E)」を発表した際、トップギヤとのインタビューにて「V12エンジンはアストンマーティンのブランドの一つになっている」と熱く語ったようです。


~とはいっても、基本的にはハイブリッドモデルになると思われ…~

今後はより一層排ガス規制を満足することは厳しくなりますが、アストンマーティンにとってV12エンジンの技術を駆使することだけの能力は十分にあると説明しており、恐らくこの説明の裏側には、100%内燃機関のみを使用するのではなく、電気モータとの組み合わせによって排ガスを抑えるハイブリッドエンジンも含めて、V12エンジンのラインナップを継続していくことを考えているのではないかと推測しています。

なお、現在アストンマーティンがラインナップしているV12モデルといえば「DB11/DBSスーパーレッジェーラ」の排気量5.2L V型12気筒ツインターボエンジンで十分に優れた性能を発揮しますが、今後はこのエンジンをベースにしたものが登場すると予想。

アストンマーティンは、今後のラインナップモデルとして、「RB 003/(次期)ヴァンキッシュ」のようなV型6気筒ツインターボエンジン+電気モータのハイブリッドを搭載したダウンサイジングターボモデルが積極的にラインナップされ、「ヴァルキリー」のようなスペシャル限定モデルはV型12気筒エンジン+電気モータのハイブリッドといった形で割り振りされるのではないかと考えられています。

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Reference:motor1.com