フェラーリ「812スーパーファスト」ベースのNovitec N-Largoチューニングモデルが遂に登場。そのサウンドはF1並みだ!【動画有】

2020-05-27

~究極の高みを目指した「812スーパーファスト Novitec N-Largo」がデビュー~

ドイツの過激チューナーでお馴染みNovitec(ノビテック)が、今年初めにフェラーリのフラッグシップGTモデル「812スーパーファスト(812 Superfast)」専用エアロダイナミクスキットを発表し、過激な見た目に加えて、よりローダウンでエキゾーストシステムもアップデートされていましたが、今回は更にクレイジーな一台へと仕上げるために、外観を大きく変更させるワイドボディキットや軽量鍛造アルミホイール、そしてエンジンパワーも高めたN-Largoを発表しています。


~その見た目は単純にド派手になっただけではない~

今回発表された個体は、「812スーパーファスト」の精巧なボディワークをアグレッシブに変化させるだけでなく、ストリートリーガルも可能とするレーシングカーをイメージさせているとのこと。
そのため、ボディには多くのカーボンファイバパネルを装備し、ダイナミックな走りを堪能できることと、空力特性を改善するためにフロントアクスルを+70mm、リヤアクスルを+140mmワイドアップに変更しています。

Novitec N-Largoワイドボディキットには、Vittorio Strosekとの共同開発によりF1からインスピレーションを受けたフェンダーを採用。
更には、カーボンファイバ製のセンターフロントスポイラーや大規模なディフューザー、フィクサー・リヤウィングといったモータースポーツにも適用されるような過激で空力特性を向上させるような要素も多く含まれています。

足もとについては、社外ホイールメーカであるVossenとの共同開発によって誕生した特別なNovitec NF 10 NL鍛造ホイールを装着。
リムは互い違いのセットアップ(フロント21インチ、リヤ22インチ)で、5本の繊細なデュアルスポークと凹型のデザインが何とも印象的。

ちなみにホイールの規格はフロント10J×21インチ(タイヤ275/30 ZR21)でリヤ12.5J×22インチ(タイヤ335/25 ZR 22)となり、タイヤはピレリPゼロのハイパフォーマンスタイヤを装着しています。

足回りについては、元々低い車高から更に35mmローダウンするスポーツスプリングとサスペンションをインストールし、フロントアクスル用のフロントリフトシステム(+40mmアップ)もセットに装備されています。

~そのエキゾーストサウンドはF1のような官能的なサウンドに~

パワートレインについては、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、CPUの最新マッピングにより最高出力840ps/8,750rpm、最大トルク751Nm/7,300rpmにまで向上します。
なお、直線性のパフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が2.8秒、最高時速は345km/hにまで到達するとのこと。

その他については、リヤエキゾーストの背圧を減らすことによってパワーデリバリーを最適化することにより、V12サウンドをよりF1チックに奏でることのできるよう、ステンレス鋼もしくはインコネル製のNovitec製スポーツエキゾーストシステム(最大11kgも軽量化)も準備。

以下の動画でも確認できますが、まさにF1が加速していくかのような甲高いエキゾーストサウンドを堪能することができます。

【Novitec Ferrari 812 N-Largo Exhaust】

ちなみに、以下の動画は大人気自動車系ユーチューバーのShmee150氏がレビューする最新Novitec N-Largo「812スーパーファスト」の最速動画となっています。

【The Novitec 812 N-LARGO is the CRAZIEST Ferrari EVER!】

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Reference:CARSCOOPS