今まで一番シンプル?マクラーレン「570Sスパイダー」より採用されたベガブルーに身を纏う「セナ」が納車

2020-05-27

~やっぱりマクラーレンにブルーは似合いすぎる~

マクラーレンが世界限定500台のみ販売したアルティメットシリーズ「マクラーレン・セナ」。
既に数多くの個体が納車されて、その一台一台がかなり個性溢れるカラーリングにて仕上げられているのですが、今回アメリカ・サンフランシスコにて納車された「セナ」は今までで一番シンプルな”ベガブルー(Vega Blue)”にて身を纏った一台となっています。


~今までに無かったシンプルスタイルだからこそ一際目立つ~

この”ベガブルー”というボディカラーは、マクラーレン・スポーツシリーズ「570Sスパイダー」より採用された爽やか系のブルーで、マクラーレンの丸みを帯びたボディスタイルに非常に良くマッチした色合いとなっています。

既に納車されている「セナ」のほとんどが、メインとなるボディカラーに異なるカラーのアクセント(カーボンブラックを除いて)を加えた”2トーン”が多いのですが、今回納車された「セナ」は、ベガブルーのみの超シンプルスタイル。
ある意味新鮮と言いますか…ここまでストレートに仕上げてきた個体が無かっただけでに、これはこれでかなりイカしたデザインではないかと思いますね。

ちなみにブルー以外のフロントスプリッターやヘッドライトシュラウド、サイドスカート、リヤディフューザー、リヤウィング、ウィングミラーカバーといったブラックのところは全てカーボン仕上げ。

足もとのホイールもかなりシンプルなセンターロック式でシルバーのシングルスポークホイールを装着。
ブレーキキャリパはちょっとしたスポーティなアクセントを加えるためにレッドをチョイスしています。

インテリアもかなりシンプルですね。
シートやステアリングホイールとダッシュボードの一部はアルカンターラで、フルバケットシートフレームやインフォテイメントディスプレイ周り、センターコンソール、そしてサイドシルといったトリム類は全てカーボン仕上げとなっています。
見た目をシンプルに見せる分、こういった軽量化できるところはところんまで徹底する辺りは変態の領域だと思います。

さり気なくシートベルトだけレッドのアクセントにするところもオーナーのセンスが光りますね。
これは純粋にカッコいい…

気になるパワートレインですが、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載したノンハイブリッドモデルで、最高出力800ps/最大トルク800Nmを発揮します。

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Reference:CARSCOOPS