ブガッティ「シロン」をも圧倒するオールEVハイパーカー・デンドロビウム「D-1」がル・マンデビュー!2020年にはハイパーカークラスにも参戦へ
~期待の最新EVハイパーカー「D-1」がル・マンデビュー!~
先日開催されたル・マン24時間耐久レースにて、イギリスのハイパーカーメーカであるデンドロビウム・オートモーティブの最新EVハイパーカー「D-1」が特別展示されました。
この個体は、オールエレクトリックモデルでありながらも、スペックにおいてはブガッティ「シロン」よりも強力なシステム出力1,825ps/最大トルク2,000Nmを発揮する予定となっています。
その他の情報としては、この個体のスモールサイズモデル(18:1スケール)もデンドロビウムオンラインストア経由にて購入可能で、販売台数は僅か500個、価格は約27,500円と中々に高価となっています。
デンドロビウムは、2020年WECのLMP1クラスに置き換わる新部門ハイパーカークラスにも登場するとのことで、同社CEOであるナイジェルゴードン・スチュワート氏の説明によれば、「ハイパーカークラスにて求められる厳しい要求にも十分応えることのできる一台で、最も速く走れることが可能である」と説明しています。
~ル・マンでの「D-1」は想像以上に人気~
ちなみにル・マンレースでの特別展示では、訪問客に対して未来的な外観デザインを公開したほか、Bio-Aerial Locomotionドアと呼ばれる近未来的な開閉方式やルーフの解放システム、カーボンファイバを極限まで使用したインテリア等も体感するため、特別に乗車することも可能に。
ボディカラーはメタリック系のグリーンとなりますが、こちらはオーナーの要望次第で複雑なカラーも設定することが可能だそう(但し、そのオプション価格はとんでもないレベル)。
なおデンドロビウムは、今回特別に展示された「D-1」以外にも次世代モデル「XP-2」も開発中とのことで、マクラーレン「F1」やジャガー「XJR-15」といった究極のハイパースポーツのデザインと開発に携わったPeter氏が主体となり、プロトタイプモデルではありますが、既にある程度のデザイン性やレイアウト等も決定しているとのこと。
こちらについての詳細はまだ明確になっていませんが、もしかすると来年のスイス・ジュネーブモーターショー2020にて、プロトタイプモデルの姿を確認することができるかもしれませんね。
At close of play huge thanks go to Peter Shaw and the amazing events staff at Michelin who have been exceptional in their professionalism and hard work. Le Mans is exhausting for everyone and yet they remained serene throughout! #michelin #LeMans2019 pic.twitter.com/JYQXWOEill
— Dendrobium Automotive (@Dendrobiummotor) 2019年6月16日
☆★☆デンドロビウム関連記事5選はコチラ!☆★☆
Reference:CARSCOOPS