何このシンクロ。イギリスメーカ・ダイソンはシンガポールにて工場建設、シンガポールメーカ・デンドロビウムはイギリスにて工場を建設

2020-05-27

ちょっと不思議なシンクロを見せるデンドロビウム

先日、吸引力の変わらない掃除機や回らない扇風機を販売するイギリスメーカ・ダイソンが、ハイパフォーマンスEV(電気自動車)を製造するためにシンガポールに工場を建設すると発表しましたが、一方でシンガポールの新興メーカでお馴染みのデンドロビウム(Dendrobium)は、システム総出力1,800ps以上を発揮するハイパーカー「D-1」をイギリスの工場にて製造することを再確認しました。

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何とも不思議なシンクロを見せてくれたデンドロビウムですが、今回発売される「D-1」は、シンガポールのVanda Electricsの代理としてWilliams Advanced Engineeringによってデザインされたモデルとなります。


「D-1」の開発はまだまだ終わらない?

もともと、10月頃には「D-1」の基本項目となる価格設定やグレード(レンジ)、生産台数、フルパフォーマンススペックが全て公開される予定ではありますが、未だこの辺りについては確定していないものが多いとのことで、もしかすると11月以降まで発表が間延びになるかもしれません。

なお、「D-1」は未来的な外観を持つほか、Bio-Aerial Locomotionドアと呼ばれる近未来的な開閉方式やルーフの解放システム、カーボンファイバを極限まで使用したインテリア等も公開しています。

今のところ、「D-1」のわかっているスペックについては、オールエレクトリックパワートレインを搭載し、システム出力1,825ps/最大トルク2,000Nmを発揮する予定。
その他の情報としては、この個体のスモールサイズモデル(18:1スケール)もデンドロビウムオンラインストア経由にて購入可能で、販売台数は僅か500個、価格は約27,500円と中々に高価となっています。

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Reference:CARSCOOPS