【衝撃事実】ブガッティは既に新型SUVの設計を完了済み。更に「シロン」のエクストリームモデルは500km/hにまで到達可能と自信
~ブガッティはまだ「世界最速」というブランドを諦めていない~
ブガッティは以前、ケーニグセグ「アゲーラRS(Koenigsegg Agera RS)」によって世界最高速記録を更新され、ヘネシーパフォーマンス「ヴェノムF5(Venom F5)」といったトップスピードを争うような競合から身を引いたばかりでしたが、ブガッティCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏がAutomobile Magazineからのインタビューより、「当社は、シロンをベースにしたエクストリームモデルを開発するならば、500km/hにまで到達することができる」とコメントしたそうです。
もちろんブガッティは、可能であるならば世界最高速チャレンジに参戦したいという気持ちはあるようですが、それを実現するために”その速度に耐えられるゴムとタイヤを供給できるメーカ”が存在しない限り不可能であるとコメントしており、ようやくこの時点でトップスピードに到達するためにタイヤメーカの技術力に依存することを明確に認めました。
~世界最高速の記憶を生み出すための課題は既にわかっている~
なお、こうした最高時速500km/hを実現するための準備として、「シロン」同様の排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載することで、最高時速1,500hpを発揮することはもちろんのこと、”よりコンパクトで、より軽く、より強力なエネルギーセルが必要”であるとのことから、約2,000kg程ある車体重量を更にダイエットし、それでいて電化の技術を採用した軽量ハイブリッド仕様にしない限りは難しいことも明らかにしています。
なお、ステファン・ヴィンケルマンCEOは、こうした大きな壁を乗り越え、最高時速500km/hの壁に立ち向かおうとしているのが、ヘネシーパフォーマンス「ヴェノムF5」を始め、ケーニグセグ「ジェスコ」やSSC「トゥアタラ」で、これらのモデルが一足先にそのパワーを実現できるだけの技術力を十分に持っているため、ブガッティとしても早期改良・解決に尽力していきたいと説明しています。
~何と…ブガッティは既にSUVの設計を終わらせていた!~
その他のインタビューでは、以前より長い噂となっているブガッティのクロスオーバーSUVモデルについてですが、何と驚くことに既にSUVの設計は完了しているとのことで、更に上位顧客はそのデザインを見ていて、相当にそのデザインを気に入ったそうです。
もちろん、まだプロトタイプモデルも完成できていませんし、どういった技術が採用され、どのようなパワートレインを採用するかまでは明らかにしていないようですが、ブガッティCEOによれば、”ほぼ確実にバッテリ駆動”であるとのことで、ダウンサイジング化されたハイブリッド仕様である可能性が極めて高いと思われます。
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Reference:motor1.com