【スペックが完全にマッスルカー】農業用トラクターが世界最速の247.35km/hに到達!エンジンは7.2リッターで最高出力1,000馬力/最大トルク2,500Nmとか化け物じゃね?!【動画有】

2020-05-27

~トラクターがスーパーカー並の加速力を持つとは…~

農業用トラクターや重機を製造するメーカJCBが、11月に”トラクター”の世界最速記録を更新していたことがあきらかとなりました。

同社は、6月に改良型トラクターであるFastracにて最高時速166.72km/hに到達したものの、更に11月の超改良型では平均時速217.57km/h、最高時速247.35km/hにまで到達するモンスタートラクターを作り上げ、その記録を見事に更新したそうです。


~スペックだけを見たらトラクターとは思えぬアメ車感~

しかもこのトラクター、パワートレインもアメ車のダッジ「チャレンジャー/バイパー」も驚くほどの規格外の大排気量エンジンを搭載しており、何と排気量7.2Lディーゼルエンジンを搭載し、最高出力1,000hp以上/最大トルク2,500Nmを発揮するという、トルクモリモリのメガハイパーカー並みのスペック。

もはやこのトラクターがどこに向かおうしているのかもよくわからないぶっ飛んだスケールでお届けしていますが、それ以上に驚きなのが、何とこの個体にはバッテリを搭載されていないということ。

つまり、外部バッテリもしくは発電機を使用してエンジンを始動するためのバッテリが搭載されていなければ、空気圧縮機も搭載されていないため、ブレーキシステムに必要な空気はキャビンの後ろにある3つのエアタンクから供給されるしくみになっているそうです。

~車内は完全にレーシングカー仕様~

そしてインテリアはこんな感じ。
いやいやいや…トラクターにロールケージとコブラ製フルバケットシート(しかもアルカンターラ素材)とか、もはやハイパフォーマンスレーシングカーの領域でしょコレ。
まぁ、スペックだけを見たらハイパフォーマンスモデル以上ですけど、まさかこうした装備が農業用トラクターに採用されるとは想像もしていなかったでしょうね。

それでは早速、以下の動画にて農業用トラクターが最高時速247.35km/hに到達する瞬間をチェックしていきましょう。
立ち上がりの加速からトップスピードに到達するまでの加速も全てが規格外。
これがトラクターの本気なのか…

【World’s Fastest Tractor! Technical walkaround and TEST of 1000bhp JCB Fastrac】

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Reference:motor1.com