元々はトラクター会社。ポルシェのガルフカラー風に身をまとったランボルギーニ「2Rトラクター」が約220万円から販売中

2020-05-26

何とも過激なカラーのトラクターが販売中

先日のモントレー・カー・ウィークにて、世界限定900台のみ販売することを発表したばかりのランボルギーニですが、このメーカが当初製造していた農業用トラクターモデル「2Rトラクター」が中古車市場・autoclassicsにて販売されています。

こちらの個体、1962年に製造されたモデルで、年間僅か52台のみ生産されていたものを200台へと増加させた人気モデル。
エンジンはランボルギーニ自身が戦争用に設計していた特別なユニットを搭載しています。


「ランボルギーニのトラクタ=壊れにくい」が鉄板

このトラクタは、欧州市場において高品質のパーツを輸入し、更には生産台数を増加するために農業業界からの補助金とイタリアからの補助金により更に品質を向上させているとのことで、「カウンタック/ディアブロ」といったスーパーカーモデルとは異なり、とにかく故障しにくいモデルとしても有名でした(上の画像にもありますが、トラクターの後ろにポルシェ「911GT2RS」という組合わせが何ともシュール)。

ボディカラーはポルシェのガルフカラー風?

外観としては、レトロアクアとオレンジカラーの組合せによるもので、まるでポルシェのガルフカラーを彷彿させるようなスポーティな色合い(ホイールまでオレンジとかハイセンス過ぎるわ!)。

なお、搭載されるエンジンは空冷式の3気筒ディーゼルエンジンを搭載し、エンジン出力39hpを発揮。駆動方式はもちろん四輪駆動を採用し、トランスミッションは4速ギヤボックスを搭載しています。
走行距離は約6,400kmとそこそこではありますが、販売されるまでは定期的に使用されていたものでもあるため、エンジンは非常に良好とのこと。

気になる中古車市場価格ですが、約220万円とのことでお得なのか高額なのかちょっとわからない立ち位置になっていますね(ランボルギーニというブランド力を加味すればリーズナブルな価格なのかも?)。

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Reference:autoclassics