スズキ新型「ジムニー・シエラ」を競合としたジープのウルトラコンパクトSUVモデルは本当に登場する?早速ジープ・ディーラにて確認してきた

2020-05-27

~本当に新型「ジムニー」の競合モデルとして登場する?~

先日、ジープのエントリーモデル「レネゲード(Jeep Renegade)」よりも更にコンパクトなAセグメントモデルが登場するとの噂が浮上し、さらにこのモデルの競合がスズキ新型「ジムニー」になる?という記事をご紹介しましたが、早速この噂について、いつもお世話になっているジープディーラにて確認してきました。

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~実は前々からこういった噂話は浮上していたそう~

今回、最寄りのジープディーラさんにて、たまたま「レネゲードPHV」に関する取材をさせていただいてたのですが、あわせて新型「ジムニー」クラスのモデルについてもお話も聞くことができたので、早速以下にまとめていきたいと思います(「レネゲードPHV」に関するまとめ記事は後日公開予定)。

まず、海外の自動車ニュースサイトAuto Expressが報じた”2022年以降にウルトラコンパクトSUVが登場する”という情報についてですが、これについてはジープディーラの担当セールスさんも前々から聞いていたそうで(といっても触り程度の情報らしいですが…)、何度かそういった話が浮上してはお蔵入りになって…の繰り返しがあったそうです。

そのため「あぁ、またこの話か」といった感じだったそうですが、具体的に2022年以降というスケジュールの記載もあったために、もしかすると本当に登場するかもしれない、とも回答していました(ただし、ディーラにはそういった正式な通達は出ていない)。

~時代のニーズに合わせた低排気量&PHVで勝負をしかける?~

ボディサイズにおいても、確かに全長4,000mm以下の非常にコンパクトで取り回しの利くサイズ感を持つ一方で、エンジンにおいては「レネゲード」の排気量1.3L 直列4気筒エンジンよりも更にダウンサイジング化されるとも聞いているそうなので、そう考えるとAuto Expressが報じた通り、フィアットクライスラーとグループPSAの合併により、後者の低排気量エンジンを採用してくる?という説はあながち間違っていなかったのかもしれませんね。

もちろん、具体的なパワートレインについては明らかにはなっていないものの、「ジムニー(厳密にはジムニー・シエラ)」が競合になるのであれば、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンあたりを搭載してくる可能性は高いでしょうし、時代のニーズに合わせて排出ガス規制の準拠並びに、PHV(プラグインハイブリッド)を搭載する一台となる可能性もあるかもしれませんね。

ただ、そうなってくると大きな問題は価格帯になってくるのですが、これについては担当セールスさんも全く予想ができず、しかし「レネゲード」よりも安価な価格帯にて販売することを念頭に置くのであれば、250万円前後もしくは更にリーズナブルな設定値に落とし込んでくるのではないか?とのこと(「ジムニー・シエラ」は約179万円~約206万円)。

そもそも「レネゲード」でも十分リーズナブルな設定値にしてきているので、ましてやグループPSAとの共同開発も視野にいれているのであれば、パーツ流用による開発コストの削減により、車両本体価格も大きく下げてくる可能性もあるので、かなり期待のできる一台なのかもしれませんね。

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