ダイハツが発表するスズキ新型「ハスラー/ジムニー」の対抗モデル新型「TAFT(タフト)コンセプト」。インド市場では「スズキ新型エスプレッソのパクリ」と話題に
~かなり期待できる新型「タフト・コンセプト」だが、対抗馬となるスズキの某モデルにそっくり?~
2020年1月10日~12日まで千葉県・幕張メッセにて開催される東京オートサロン2020に、ダイハツが2020年中ごろに市販化を想定しているコンセプトモデル「タフト・コンセプト(Daihatsu TAFT Concept)」。
「タフト」は、1970年代半ばから1980年代半ばまで発売されたスズキ「ジムニー」のようなレトロチックなオフロード車で、今回その新世代モデルとして新たに復活することが期待されています(最近ダイハツは「ロッキー」の名を復活させたこともあり、今後は「ネイキッド/テリオスキッド」も復活する?との噂も)。
そんな新型「タフト・コンセプト」は、先日フルモデルチェンジ版が発表されたばかりとなる5ドア軽クロスオーバー・新型「ハスラー(Suzuki Hustler)」や新型「ジムニー(Jimny)」をライバルとする、何とも楽しみな一台ではありますが、そんな新型「タフト・コンセプト」がインド市場ではちょっとした問題に発展しているそう。
IndianAutosBlog.comの情報によると、どうやらインド市場専売モデルとなるマルチ・スズキが発表したばかりとなる新型「エスプレッソ(Maruti Suzuki S-PRESSO)」に酷似しているとのこと。
~早速「エスプレッソ」と比較してみよう~
こちらが2019年9月30日に発表・発売された、スズキ「アルト」の後継モデルに位置する新型コンパクトクロスオーバー「エスプレッソ」。
ルノー新型「クウィッド」やダットサン「Redi-GO」を競合とする重要な一台だそうですが、確かによく見てみると「タフト・コンセプト」に似てますね。
比較してみるとこんな感じ。
似ているのはフロントヘッドライトのハウジングぐらいでしょうか。
それ以外のフロントバンパーやグリルは似て非なるものではありますが、全体で見てみると確かに似てはいますね。
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あくまで「タフト・コンセプト」は、市販化を想定したコンセプトモデルなので、100%この姿で販売する可能性は低いと思いますが、まさかライバルメーカであるスズキのデザインと似ていると言われたら、各社黙っている訳にはいきませんし、スズキとしても新型「ハスラー/ジムニー」では絶対に負けたくない気持ちが強いでしょうね。
~新型「タフト・コンセプト」はアウトドア志向強めで開放感もバッチリ?~
改めて新型「タフト・コンセプト」のインテリアを見直していきましょう。
軽自動車としては非常に珍しいパノラマルーフを採用していますが、これが市販化でも採用されればアウトドア向けには持って来いですね。
その他にも水平基調のダッシュボードや長方形のエアコン吹き出し口、9インチ程はある大型センターディスプレイが設定されています。
そしてここからは前回の記事のおさらいとなりますが、「タフト・コンセプト」は2020年中ごろに市販化を想定しているということであれば、以前より噂されていた「ウェイク」の次期モデルとして登場する可能性が高いですし、新型「タント/ロッキー」に続く第三の新世代プラットフォームDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用する一台になると思われます。
安全装備についても、スマートアシストⅢから次世代スマートアシストが採用されることは確実ですし、新型「タント/ロッキー」よりも更に充実した安全装備が追加されることは容易に想像ができますね。
気になる価格帯についてですが、こちらについては新型「タント」の上がり幅を参考にすると、概ね5万円~9万円アップになるのではないかと予想。
そうなると、今現在の「ウェイク」の価格幅は1,375,000円~1,875,500円となるため、概ね約140万円~193万円ぐらいにて販売されるのではないかと考えています。
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Reference:IndianAutosBlog.com