フェラーリの残価設定ローンが75%に引上げ。レクサスやBMWと同じ金額で買えてしまうことに

2020-05-26

以前、フェラーリやランボルギーニを購入する上で、最も良く利用されている支払方法が残価設定ローン(いわゆる残クレ)であることを紹介し、各メーカの金利とそれによる頭金、月々の支払額を試算してきました。

関連記事①:これはチャンス。フェラーリが新たな残価70%ローンを設定。

関連記事②:今が買い時?ランボルギーニが1月から1.79%の低金利キャンペーンを開始。残価も最大70%

上記のフェラーリやランボルギーニの残価率に関するブログを更新した際、、フェラーリの残価率は3年で70%、ランボルギーニ「ウラカン」の残価率は3年で65%、「アヴェンタドール」の残価率は3年で70%であることをお伝えしましたが、どうやら新たな情報ではフェラーリの3年残価が70%→75%にアップした模様。
つまり車両本体価格から据置きにできる金額がアップし、頭金と月々の支払額をグッと抑えることができるのですね。


この残価設定ローンが適用される個体は、フェラーリディーラを通じた新車・新古車、フェラーリディーラが取扱う中古車を対象に、残価を最大75%(3年残価)まで引き上げて金利2.9%に固定するというもの(フェラーリHPはコチラ)。

たとえば、「488GTB」の新車価格3,070万円を3年残価で最大75%とした場合、2,300万円を残価として据置きにし、残りの730万円を3年間で支払うというもの。
つまりは3,070万円のフェラーリ「488GTB」を3年間という条件付きでたった730万円の支払いで乗れてしまうというわけですね。
約700万円というと、ポルシェ「ケイマン」や、BMW「5シリーズ」、レクサス「RX」等に近い価格となります。

もちろん、この730万円に金利は2.9%つきますが、単純に頭金500万円支払うことで、残りの230万円を3年(36か月)分に分割して月々で約6万4,000円支払えば乗れてしまうということに。
フェラーリの最新モデル「488GTB」を月々6万4,000円の支払いで乗れるというのは、とんでもないことですよね。

このシステム、非常に便利なのですが、実はすべてのお客が対象というわけではなく、ある一定の条件をクリアすれば利用することが可能とのことですが、詳細は不明のため、一度ディーラにて確認する必要がありますね。
なお、ランボルギーニはローンの審査が下りれば特にこれといった条件はないとのこと。

このシステムを導入したきっかけは、バブル経済にあった中国の勢いが少しずつ下がってきたことで、日本でのフェラーリの売上げを伸ばすためとのことですが、このシステムがいつまで継続されるかは不明。
しかし、フェラーリのHP上にて大々的に公開されており、期間限定キャンペーンを指すものでもないことから、今後も継続して行われるものであると考えられますね。

そして、もうひとつ気になるフェラーリのメンテナンス面については、フェラーリが保証する7年間の無料メンテナンス・プログラムがパッキングされているので、各種オイル交換やその他部品関係の交換は、全てフェラーリが負担してくれるので、ランニングコストはほぼかからずといった感じですね。
つまりはガソリン代のみ?自腹といっても良さそうです。

この残価支払方法にてフェラーリを買うことに損はないと思いますし、3年後に「488GTB」が2,300万円以上で売れることは間違いなく、ましてや700万円の資金で最新のフェラーリに乗れるチャンスが訪れているわけですから、購入層も一気にあがるでしょうね。