【世界限定50台のみ】超希少なランボルギーニ「ガヤルドLP570-4スクアドラ・コルセ」がオークションにて出品へ。ところでこのモデルは例の社会問題の救済措置目的で出品されるの?

2020-05-27

~そういえばイエローカラーのスクアドラ・コルセは見たことなかったような…~

2020年6月23日に開催されるMecumオークションにて、ランボルギーニが世界限定50台のみ販売した究極のハイパフォーマンス公道仕様モデル「ガヤルドLP570-4スクアドラコルセ(Lamborghini Gallardo Squadra Corse)」が出品されることがわかりました。

このモデルはアメリカ市場向けpに限定15台製造された内の1台ということで、ボディカラーはちょっと珍しいイエロー系のGiallo Midasにペイント。
この他にも、レッド系のRosso Marsやグレー系のGrigio Thalasso、ホワイト系のBianco Monocerusの個体が登場していますが、今回のイエロー系は更に希少なカラーと言われています。


~「ウラカンEvo RWD」にもつなぐ重要なパーツが採用されている~

フロントエンドのデザインはこんな感じ。
このモデル特有ともいうべきデルタ型のフロントインテーク形状が採用されていますが、このデザインが後の「ウラカンEvo RWD」にも採用されており、ランボルギーニの歴史を感じる要素にもなっています。

サイドのスタイリングはこんな感じ。
レッド・ホワイト・グリーンのイタリアントリコローレを採用しているところも大きな特徴ですが、こういった特別なカラーも、後の「ウラカン・ペルフォルマンテ」にも採用されていますね。

スタンダードな「ガヤルド」とは異なり、スクアドラコルセは取り外し可能なカーボンファイバエンジンカバー(クイックリリース付き)や、新デザインのフロント・リヤバンパー、カーボンファイバリヤウィング、カーボンセラミックブレーキ、トリコローレデカール、ハイグロスブラック仕上げとなる19インチアルミホイール、レッド・ブラック・イエローの3色から選択可能なキャリパー等が装備されています。

気になるパワートレインについてですが、スーパートロフェオと同じ排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力570psを発揮。
0-100km/hの加速時間は約3秒程で、0-200km/h加速時間は10.4秒にて到達します。

インテリアはこんな感じ。
外観同様にイエローとブラックに合わせたバイカラー仕様で、シートやダッシュボード、ステアリングホイールの素材はほとんどアルカンターラを採用しています。

センターコンソールやサイドブレーキスティックはアルカンターラを採用していますが、この辺りのスパルタンな拘りもスクアドラコルセの特徴かもしれません。

助手席のダッシュボードには”SQUADRA CORSE”の特別な刺繍も追加されています。
なお、今回出品される個体の予想落札価格は明らかになっておらず、例の社会問題のチャリティ関連目的にて出品されるのかも明確になっていないので、一体どれだけの価格帯になるのか気になるところです。

☆★☆「ガヤルド」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARASCOOPS