イタリアの老舗メーカー・タラスキ新型べラルドが2020年10月7日に復活!モータースポーツの血統を引継ぎ、滑らかな流線型ボディを持つスーパーカー?

フェラーリやアルファロメオのような丸みを帯びた新たなスーパースポーツが10月に降臨!

イタリアの少量生産型老舗メーカーでお馴染みタラスキが、2020年10月7日に最新スポーツモデル・べラルド(Taraschi New Berardo)を世界初公開することが明らかとなり、更にスーパーカーのようなフロントシルエットを持つティーザー画像も公開されています。

タラスキ社は、1947年~1964年までイタリア・テラモにてレーシングモデルを製造し続け、フィアット・トポリーノのシャシーやBMW製R75モーターサイクルエンジンを流用していました。


レーシング業界では実績を持つ歴史あるブランドでもある

品質面については不明ですが、1948年のタルガフローリオのスポーツ750クラスや、1958年に始まったフォーミュラジュニアシリーズでも優勝を飾るなど、レーシングモデルとして高い実績を十分に持つブランドでもありました。

今回世界初公開予定の新型べラルドは、タラスキの創業者であるべラルド・タラスキ氏の名前を用いたものであり、更に父親の意志を受け継ぎ、敬意を表した究極のスーパースポーツモデルとして息子のタジオ・タラスキ氏が開発・設計を行っています。

改めて新型べラルドのティーザー画像を見ていくと、フロントエンドのシルエットしかわからないものの、LEDデイタイムランニングライトはヘッドライトハウジングの形状に沿ったシンプルなシームレスタイプで、丸みを帯びたボディ形状をより強調させるものに仕上げられています。

そしてボディ形状としては、フロントボンネットよりもモッコリと膨らんだフロントフェンダーが印象的で、恐らく足元のタイヤ・アルミホイールも大口径タイプである可能性が高そうです。

どことなくシボレー・コルベットC7(Chevrolet Corvette C7)っぽい雰囲気もありますが、現時点でこのモデルがどのようなエンジンを搭載し、どのようなスペックを得るスーパーカーになるかは不明ですが、デザイン的にはジャウル・タラスキなどのようなレトロデザインをオマージュしたものになると予想されます。

ちなみに日本国内においても、タラスキ社のラインナップモデルとなる1951年式750スポーツを所有するオーナーが存在し、フロント・リヤには正式なナンバープレートを装着しているため公道走行も可能(但しヘルメットやゴーグルの装着が必須)。

ボディ形状はルーフ無しのアルミ製流線型ボディを架装したシルーロ(魚雷)で、空力的な流線型を意識したものではなく、ヴィジュアルを重視した流線型のようにも感じられますね。

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Reference:CARSCOOPS