フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ゴルフR 8が世界初公開!319馬力発揮でトルクベクタリングAWD搭載…6速MTも設定可能!

四輪駆動モデルだろうと容赦なしのドリフトモードを搭載!

足回りについては、これまで登場してきたゴルフRでは圧倒的にカタいスプリングとアンチロールバーを備えるスポーツチューンサスペンションをインストールし、車高もスタンダードなゴルフ8に比べて20mmローダウンしています。

これにより、軽量アルミニウムサブフレームの追加、フロントアクスルのネガティブキャンバーを増やしてコーナリングスピードと安定性を大幅に向上させています。

足回りのブレーキディスクについてですが、フロントのみの情報ではあるものの径サイズは358mm/幅は33mmととにかくブットい仕様で、ダイナミックなブレーキマスターシリンダーと2ピストンアルミニウムフロントキャリパーも装着されています。

あとはアダプティブダンピングシステムや電子デフロック、可変レシオステアリングシステムも大幅改良され、ドライブモードであるComfort/Sport/Race/Individual含む6種類のモードに応じて走りの質感が大幅に変わるのも注目すべきところだと思います。


ニュルブルクリンクでの走りに特化したマニアックすぎるモードを採用

そして個人的に最も気になっているのが、新型ゴルフR 8に搭載されるドライブモードの「ドリフトモード」で、先述の全6モードの中に「Special」と「Drift」が新たに追加設定されるのですが、「Special」モードはニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ向けに最適化されたかなりニッチなものであり、道路との最大の接触を維持することや起伏のある面に対応できるよう開発され、Raceモードよりもソフトなダンピング設定にしているそうです。

一方「Drift」モードは、その名の通り路面にて滑らせるアノ過激なドリフト走行で、横滑り防止装置のパラーメーターを変更することで、四輪駆動システムへの配電を最適化しているとのこと。

まるでESCカットしたかの如く恐ろしいモードではありますが、海外では早速事故する車両も登場するかもしれませんね。

インテリアはスタンダード同様で非常にシンプル

最後にインテリアを見ていきましょう。

Rのエンボス加工を施したナッパレザースポーツシートを採用しつつ、フェイクカーボントリムをあらゆるところに採用し、ステンレススチールペダルや専用Rボタン付きステアリングヒーターなどを標準装備しています。

個人的には、トップエンドグレードに位置するモデルだと考えているので、フェイクカーボンではなく本物を使用したほうが良かったのでは?と思ったりもします。

メーター類はもちろんフルデジタル液晶を採用し、ナビゲーションディスプレイは10インチと控え目ですが、かなり先進的なデザインで非常にクールな一台に仕上げられていると思います。

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Reference:CARSCOOPS