中国の有名自動車メーカー・チェリーがレクサスっぽいコンセプトカーを発表!フロントはスピンドルグリル風、リヤはレクサスLC風?

パクリとまでは言わないが、レクサスもこの存在を知ったら黙ってはいなさそう

さてさて、中国では非常に有名な自動車メーカー・奇瑞汽車(きずいきしゃ/チェリー)が、新世代コンセプトカーとなる新型COWIN Conceptの内外装デザインを世界初公開しました。

奇瑞汽車(チェリー)といえば、1997年設立と比較的若手ではあるものの、中国の自動車メーカーではビッグ5に入るほどの超大手企業で、2012年3月にはジャガー・ランドローバーの合弁企業の設立にて合意。

過去にもCOWINシリーズは何度か市販化されていて、ボディスタイルもワイド&ローなミドルサイズセダンCOWIN5が販売されてから、更にその知名度を高めています。


新型COWIN Conceptのフロントマスクを見ていこう

そんな有名企業が、今回公開している新型COWIN Conceptを見てくと、フロントマスクのグリルフレーム部分は、どことなくレクサスのスピンドルグリルを模したようにも見え、更にグリルパターンも非F SPORTのようなドット柄に近い印象を受けますね。

ちなみにレクサスの非F SPORTタイプとなるスピンドルグリルはこんな感じ。

どことなくドット柄の部分が似ているようにも見えますが、今のところ新型COWIN Conceptのグリル名称は明確になっていないようです。

別の角度からも見ていきましょう。

ボディスタイルとしては、ミドルサイズでクーペSUVルックなRX風のようにも見えますが、それよりも更に伸びやかな印象を受け、中国市場だけでなく欧州市場もターゲットにしているかのような伸びやかさがありますね。

なおフロントヘッドライトデザインを見ていくと、LEDデイタイムランニングライトと思われるものが、スピンドルグリルを模したようなグリル周りを縁取っていて、更にフロントセンターエンブレムまで点灯するという先進的なデザイン要素も採用。

あくまでもコンセプトモデルなので、このまま市販化される可能性は低いにしても、最近の中国のコンセプトモデルはどれも個性的で、しかしあまりにも全てのモデルの個性が強すぎるために、それがかえってどれも目立たないといった問題に。

またパワートレインもガソリンなのかピュアEVモデルなのかは明確になっていませんが、リヤマフラーが両サイド2本出しで設けられていることからガソリンモデルの可能性が高そう(フェイクマフラーの可能性もある)。

リヤデザインはレクサスLC/LS風?

もう少し別の角度から見ていくと、リヤテールランプはセンター直結風の先進的なテールランプですが、リヤセンターガーニッシュが両サイドに向けて垂れ下がりになっていることから、どことなくレクサスLC/LS風に見えるのもユニーク。

こちらがレクサスLC500コンバーチブルのリヤテール周り。

どことなくレクサスの要素を上手いこと取り寄せているにも感じられますが、レクサスがCOWIN Conceptのデザインを見た時にどのような反応を見せるのか非常に気になるところです。

中国は過去にレクサスRXを完全にパクったモデルを発表…一体どこまでパクったのか?気になる続きは以下の次にページにてチェック!