フォード新型マスタング・マッハEを購入したオーナーに「ガソリンの匂いがする香水」をプレゼント。斬新だが癖になったら色々とヤバイことになりそうだ

その名は「マッハ・オウ(Mach-EAU)」。癖になったら抜け出すことはできないかも?

フォードのピュアエレクトリッククロスオーバーモデルとなる新型マスタング・マッハE(Ford Mustang Mach-E)を購入したオーナーに限り、フォード製「ガソリンの匂い」がする香水「マッハ・オウ」をプレゼントしているとのこと。

フォードが調査したところ、ガソリン車から電気自動車へと乗り換える際「ガソリン特有のあの匂い」を恋しく思うユーザーは約20%(つまり5人に1人)もいるとのことで、いつでもガソリンの匂いを嗅げるように作られたそうですが、これを企画・開発したフォード社員たちは相当な変態だと予想。

何ともアメリカらしい調査に加え、ガソリン車をこよなく愛するアメリカ人のために作られた特別なものだと考えて良さそうですが、おそらくマスタング・マッハEを充電している際に、ガソリンを給油しているときのあのシチュエーションを堪能できるものだと考えられる一方、「そのシーンを想像するだけで…」ちょっとヤバい人に思えるんじゃないか?と考えたりも。


スーパーやディーラーでは購入できない貴重且つ”色んな意味で危険な香水”だ

イメージとしてはこんな感じ。

本当にEV充電スポットにて上のような場面に遭遇するかは不明ですが、可能な限り近くに警察が居ないことを把握した上で堪能してほしい所。

そしてこちらが、「ガソリンの匂い」がする香水のマッハ・オウ(Mach-EAU)。

4月1日のエイプリルフールネタではなく、正真正銘フォードが開発した本物の香水で、しかし近くのショッピングセンターやフォードディーラーにて簡単に購入できるものではないため、マスタング・マッハEを購入したユーザーにしか与えられない魅惑のパフューム(Perfume)だそう。

ただ単にガソリンの匂いがするだけでなく、車から発する様々な匂いも集約

マッハ・オウは、2021年7月8日~11日まで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて発表された商品だそうで、「ガソリンの匂い」がするだけでなく、「排ガス」や「タイヤゴム」、そして動物的な要素を加味した、まさに内燃機関車から発する匂いをそのまま香水にしたとのことで、真の車好きが好むであろう要素すべてをつぎ込んだフォードの集大成なのだそう。

ちなみにこの香水は、フレグランスコンサルタント会社であるオルフィクションによって作成されたもので、車内やエンジン、ガソリンから放出される化学物質を徹底的に調べ、より本物に近い匂いに仕上げられていると自信を示しています。

これらの化学物質には、ベンズアルデヒドとパラクレゾールが含まれ、これらは次にブルージンジャー、ラベンダー、ゼラニウム、サンダルウッドと混合される仕組みとなっていますが、ここまで徹底しているのであれば、「一度は嗅いでみたい」と思うところですし、一度癖になったら抜け出すことは難しいかもしれませんね。

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