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ポルシェの特徴でもある水平対向エンジンからGM製大排気量エンジンをぶち込んだ911が登場

ポルシェ911の大きな特徴といえば、水平対向エンジンをリヤにマウントした高性能スポーツモデルという印象ですが、今回Cars&Bidsにて販売されている2000年式の911カレラ・カブリオレ(Porsche 911 Carrera Cabriolet)は、水平対向エンジンを完全排除し、別の大排気量エンジンをぶち込んだ魔改造モデルとのこと。

しかもご丁寧に、フロントダッシュボードには「NOFLAT 6(水平対向6気筒エンジンではない)」と記されたナンバープレートが付いている辺り、前オーナーのユニークな性格がイメージできるかと思います。

一体どのようなエンジンがスワップされたのか?早速チェックしていきましょう。


見た目は普通だが、中身は全くの別物だった

こちらが今回販売されている2000年式のポルシェ911カレラ・カブリオレ。

ボディカラーはシルバー系で、走行距離は231,900km(144,100マイル)と結構走られているようです。

一見して程度の良さそうなマシンにも見えますが、早速リヤエンジンフードを見ていきましょう。

ムム?何やら見慣れないエンジンが搭載されていますね。

何と…このモデルに搭載されているのは、水平対向6気筒エンジンではなく、排気量6.0L GM LQ4V8製V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力300hp/最大トルク488Nmを発揮するとのこと。

しかもこのモデル、以下のパーツも備えているとのことで、見た目に反して中身は完全に別物レベルで改造しているようですね。

◇5.3Lシリンダーヘッド
◇サミットステージ2カムシャフト
◇ダブルローラータイミングチェーンセット
◇メリングオイルポンプ
◇ルナティゴールドデュアルバルブスプリング&リテーナー
◇Fast92インテークマニホールド
◇90mmのスロットルボディ
◇燃料噴射装置
◇アフターマーケット燃料レール
◇ウォルボロ燃料ポンプ
◇LS3オイルパン
◇レネゲードハイブリッドフライホイール
◇SPEC Stage+クラッチキット
◇K&Nフィルター
◇カスタムエキゾーストを備える4インチのエアインテーク
◇6速MT

この他にも、911ターボフロントエンドコンバージョンや19インチの997アルミホイール、イエロースピードレーシングコイルオーバーサスペンション、電動パワーステアリングを備え、パイオニアのダブルDINヘッドユニットを装備するなど細部においても結構変更が加えられているようです。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS