BMWがまたも暴走?新型コンセプトXMが登場するもキドニーグリルが更に巨大化…何とインテリアにまでキドニーグリル?が採用されているようだ【動画有】

もうここまで来たら、あとはフロントバンパー全体がキドニーグリルになるのも時間の問題?

2021年11月30日、アメリカ・フロリダ州にて開催されるアート・バーゼル・マイアミに合わせ、BMWが新世代コンセプトクロスオーバーとなる新型コンセプトXM(BMW New Concept XM)を世界初公開しました。

今回発表された新型コンセプトXMは、BMWが展開するハイパフォーマンスブランドのBMW Mより、新世代電動クロスオーバーを提案する重要な位置づけになるそうで、更にV型8気筒ツインターボエンジンにBMW独自の新開発プラグインハイブリッド(PHEV)となるMハイブリッドが搭載されることにより、システム総出力750ps/最大トルク1,000Nmを発揮するとのこと。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(Lamborghini Aventador SV)並みのパワフルさを持つ新型コンセプトXMですが、実はこれよりも更に強烈なのがフロントのキドニーグリル。

一体どのような顔つきなのか?早速チェックしていきましょう。


本当にこのデザインで市販化されるのだろうか…?巨大キドニーグリルを採用した新型コンセプトXM

こちらが今回世界初公開された新型コンセプトXMのフロントマスク。

過去に公開された、新型iXの巨大縦型キドニー以来の衝撃ですが、フロントマスクの60%~70%が巨大キドニーグリルで、ヘッドライトは極めてコンパクト。

なおこのモデルが登場してからのSNSでの反応は、案の定「またBMWがやりやがった」「このままだとキドニーグリルはどんどん大きくなり、フロント部分が全てキドニーグリルで侵食されてしまう」「もうBMWの暴走は止まらない。BMWはユーザーの意見など聞かないんだ」と炎上。

おそらくこの巨大キドニーグリルを皮切りに、フルモデルチェンジ版・新型7シリーズ(New 7 Series)や新型X7/X8も同様にキドニーグリルが巨大化するものと予想されますが、あくまでもBMWとしては(新型4シリーズのときのように)「冷却効率を高めるためにキドニーグリルの巨大化は避けられない」と語るのではないかと予想。

重厚感と旗艦(フラッグシップ)をイメージされる巨大ボディ

改めて新型コンセプトXMを見ていくと、フロントフード位置は非常に高く、ウェストライン位置も高くすることでサイドウィンドウをコンパクトにし、重厚感のあるボディが何とも印象的。

Aピラーはボディカラーと異なるブラックにペイントされ、フロントガラスのスポーティなレーキを強調しているのが確認できます。

ルーフラインはリヤにかけて下っていくようなクーペ風で、ランドローバー・レンジローバーヴェラールのようなボディラインにも近かったり。

足もとを見ていくと、23インチの巨大アルミホイールが装着され、丸みを帯びたタイプではなくスクエア型のホイールアーチモールを装着することで力強さが演出されています。

ピュアEVではないことを強調付けるため、台形タイプのエキゾーストフィニッシャーをインストール?

リヤビューはこんな感じ。

”へ”の字タイプのLEDテールランプはX6風で、リヤエキゾーストフィニッシャは両サイド縦型2本出しでメカメカしさがあり、iXのようにピュアEVではないことを強調付けるポイントなのかもしれません。

なお先述にもある通り、パワートレインはV型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)が採用され、システム総出力750ps/最大トルク1,000Nmを発揮。

0-100km/hの加速性能としては僅か3.0秒と非常に早く、バッテリーのみでの航続可能距離は、WLTPモードで80kmとのこと。

遂にフロントグリルだけでなく、インテリアにもキドニーグリルが採用?!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!