【公道試乗篇】フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX試乗してきた!先代とは異なりどっしりとした安定感と走行性能をもちながらも、ちょっと残念なところも

試乗車が1台のみのため、どうやら購入者・成約者が試乗を優先されるようだ

さてさて、2021年10月7日に発表/同年11月に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、どうやらユーザーからのバックオーダー数は2.5万台を突破しているとのことで、納期も1.5年~2年ほどと言われています(あくまでも推定納期)。

今後はトヨタ工場の生産稼働率も正常に戻るため、少しずつ納期は短縮されるのでは?との見方もあるようですが、ようやく実車展示・試乗車が全国のレクサスディーラーにて配備されているため、今後更にオーダー数も増えるものと予想されます。

なお私がいつもお世話になっているレクサスディーラーでも、ようやく展示車 兼 試乗車が1台のみ配備されましたが、あまりにも試乗予約が多すぎるために、2日先まで試乗予約で埋まってしまう事態に…

それだけ新型NXに対して世間の関心度の高さが伺えるわけですが、私も何とか試乗させていただき、先代後期のNX300h F SPORTからの正常進化、走りの質感が一部向上しているなど、レクサスの本気を見ることができた貴重な時間でもありました。

早速新型NXの試乗レポートを簡単にまとめていきたいと思います。


今回試乗したモデルは、一番人気のNX350h F SPORT

早速今回試乗させていただいた新型NXの基本情報をチェックしていきましょう。

グレードは、既に内外装インプレッション記事でもご紹介したNX350h F SPORT(AWD)で、パワートレインは排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドモデル。

基本的にはトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4のハイブリッドモデルと同じパワートレインですが、出力値を向上しているためオクタン価も高く、燃料の種類もレギュラーではなくハイオク仕様となっています(レクサスによれば、レギュラーを給油しても問題ないとのこと)。

ボディカラーはF SPORT専用ホワイトノーヴァガラスフレークで、内装はフレアレッドのF SPORT専用本革シートを標準装備。

やはり「ハイブリッド」「ホワイト」「F SPORT」の組み合わせは鉄板

なお「NX350h」「F SPORT」「ホワイトノーヴァガラスフレーク」「フレアレッド」の組み合わせは、新型NXのラインナップで最も人気が高いようです。

ちなみに私も父親用の車として購入していて、NX350h F SPORT(2WD)でホワイトノーヴァガラスフレーク、内装はブラックの本革シートを選択していますが、よくよく考えてみるとレクサスのクロスオーバーモデルでホワイト系を購入するのは今回が初めてなので、ある意味新鮮な感じかもしれません。

2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)も、トヨタモデルでホワイト系を選んだのも全くの初めてですし、今後ホワイト系を選ぶ可能性も高いかもしれません。

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若干話が逸れてしまい大変恐縮ですが、内外装インプレッションは前回の記事にて公開済みなので省略し、早速新型NX350h F SPORT(AWD)を試乗していきましょう。

新型NX350h F SPORTの走りはかなり進化しているが、一方でちょっと残念に思う所も?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!