【価格は日本円で約453万円から!】日産の新型ジュークハイブリッドのグレード別価格帯が判明!限定750台の特別仕様車も登場し、2022年夏頃よりデリバリースタート予定
新型ジュークハイブリッドにも複数のグレードが展開されるようだ
2022年3月に発表された日産の新型ジュークハイブリッド(Nissan New Juke Hybrid)。
ビッグマイナーチェンジ版・新型キックスe-POWER(New Kicks)や新型ノートシリーズ(New Note)のように新世代シリーズハイブリッドe-POWERを搭載するのではなく、ルノーとの共同開発によるe-ハイブリッドシステムを組み合わせた、欧州市場専売モデルとなります。
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そんな新型ジュークハイブリッドですが、遂に2022年6月10日にグレード別価格帯が判明し、同年夏頃よりイギリスやドイツ、スペインといった欧州ユーザーへのデリバリーに向け準備が進められています。
一体どれぐらいの価格帯にて販売され、グレード構成や装備内容はどのようになっているのかチェックしていきましょう。
ジュークハイブリッドは、初回限定特別仕様車含めて3種類のグレードをラインナップ
こちらが今回販売される欧州市場向け新型ジュークハイブリッドのエクステリア。
グレード展開としては大きく3種類に分けられるそうで、エントリーグレードN-Connecta/上位グレードTekna+、そして初回750台限定の特別仕様車Premiere Editionが準備されるとのこと。
ジュークハイブリッドでは、ガソリンモデルとは異なり標準装備が充実しているとのことで、具体的な装備内容は以下の通り。
◇17インチホイール(デュアルトーン仕上げ)
◇プレミアムBOSEオーディオシステム(10スピーカー)
◇キーレスエントリー
◇e-Pedal技術
e-ハイブリッドシステム採用で燃費も19.2km/L~20.0km/L
パワートレインは、排気量1.6L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター+1.2kWhのバッテリーパックを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、エンジン出力94hp+電気モーター49hp+スタータージェネレーター20hpを発揮、燃費性能としては19.2km/L~20.0km/L。
トランスミッションについては、ドライビングプレジャーの鍵となる電気、ガソリンエンジン、またはその両方の推進力を最適化する高度な低摩擦マルチモーダルギアボックスを採用。
このギアボックスは、摩擦を減らすために従来のシンクロナイザーリングの代わりにドッグクラッチを使用して、4つのICEギアと、2つのEVギアをシフトし、さらに摩擦を減らすため、ギアボックスはクラッチを使用しておらず、車両の始動は100%電気であり、2つのEVモーターを組合せて使用してギアを同期させスムーズに接続された応答性の高い加速を実現しているとのこと。
またこのギアボックスは、高度なアルゴリズムによって制御され、シフトポイントやバッテリー回生、および高度なシリーズ・パラレルアーキテクチャを管理しています。
リーフにも採用されるe-Peal Stepシステム付
更に新型ジュークハイブリッドでは、様々な走行モードを準備しているとのことで、パラレルモード/シリーズモード/シリーズ・パラレルハイブリッドモードと、その時のモードによって燃費性能も変化するようです。
あとこのモデルでは、ピュアEVハッチバックのリーフ(Leaf)と同じく、e-Pedal Stepシステムが搭載されており、アクセルペダルを使用して車の進行を制御可能に。
足をアクセルから離すと、適度な回生ブレーキがかかり(最大0.15g)、クリープ速度(〜5km/h)まで減速することが可能です。
完全な停車ともなると、フットブレーキを踏みこまないと停まらないようになっているのは新型ノートシリーズと同じですが、長距離移動でもドライバーの負担を軽減するような機能として活用されています。
価格はちょっと強気の約453万円から
最後に新型ジュークハイブリッドのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
従来のガソリンモデルに比べて+30万円以上も高くなるため、BセグメントSUV相当でこの価格帯は結構なチャレンジだと思います。
◇N-Connecta:27,250ポンド(日本円に換算して約453万円)
◇Tekna+:30,150ポンド(日本円に換算して約501万円)
◇特別仕様車Premiere Edition:28,250ポンド(日本円に換算して約469万円)
以上の価格帯を見ると、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)ハイブリッドの上位グレードが購入できる金額になりますね。