衝撃。アルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」の実馬力がカタログ値より120馬力以上低い模様【動画有】

2020-05-27

アルファロメオのスポーツサルーンであり、ハイパフォーマンスモデルの「ジュリア・クアドリフォリオ」を購入したオーナーが、早速シャシーダイナモに設置して実馬力を計測する動画がかなり話題に。

「ジュリア・クアドリフォリオ」といえば、排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しており、このエンジンはフェラーリが投入したばかりのV8ターボにインスパイアされたものであるため、アルファロメオのオリジナルエンジンと言えどもベースはフェラーリ。
そのため、最高出力は520ps、最大トルク600Nmを発揮するスポーツサルーンの中でもブッチギリでハイパワーなモデルでもあるわけですね。


そんな「ハイパフォーマンス」を売りにしているこの個体の実馬力を測定してみたところ、結果は397ps(392hp)とカタログ値よりも120ps以上低いことが明らかに。
更には最大トルクも389Nmとこちらも200Nm以上も低いことが判明していますね。

欧州においては、馬力に応じて保険料が異なると聞いたことがあるため、少なくともこれだけの差が生じるということであれば、相当な差額が生まれると思われ、今回のモデルに限らず、アルファロメオの他モデルにおいても同様にカタログ値よりも低い結果となれば、信用問題に関わってくるレベルになりそうですね。