(2024年)フルモデルチェンジ版・フォード新型マスタングが2022年9月15日に世界初公開!初代マスタングからインスピレーションを受けた「原点回帰」デザインで、キーフォグでのV8始動も可能に
7代目新型マスタングでもピュアEVなどを採用しない漢仕様&原点回帰モデルに
2022年9月14日~25日まで開催のアメリカ・デトロイトモーターショー2022にて、フォードのフルモデルチェンジ版・新型マスタング(Ford New Mustang)が遂に世界初公開されました。
今回発表された新型マスタングは、おそらく最後のV型8気筒エンジンを搭載するピュアスポーツモデルになると予想され、「世界で最も売れているスポーツカー」の座を奪い返すための重要な一台になることでしょう。
しかも新型マスタングでは、ここ最近は標準化されているエンジンスタータースイッチを採用するだけでなく、過去のスポーツモデルのようにキーフォブを回転させてエンジンを始動する旧世代の技術も取り入れている一台とのこと。
一体どのような内外装に仕上げられたのか?早速チェックしていきましょう。
「原点回帰」をイメージした新型マスタングのエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回発表された新型マスタング/マスタングコンバーチブル。
2015年に6代目として誕生してから、7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした7代目となる新型マスタング。
既にピュアEVクロスオーバーの新型マスタング・マッハEが発表・発売され、徐々に電動化が進んでいく一方で、内燃機関を搭載するような大排気量エンジンは少しずつ淘汰されていますが、今回の7代目はそういった流れとは全く別で、排気量5.0L V型8気筒エンジンを搭載する上位グレードと、排気量2.3L 直列4気筒EcoBoostエンジンの2種類をラインナップします。
そしてデザインとしては、これまで登場してきた旧世代マスタングを彷彿とさせる懐かしさがあり、1964年~1970年に製造された初代マスタングからインスピレーションを受けているとのことで、最近の新型車にてよく見られる「原点回帰」がテーマとなっているのかもしれません。
マスタングのイメージをいつまでの崩さないマッチョで力強いボディスタイル
こちらが2ドアファストバックスポーツクーペタイプの新型マスタング(コードネームS650)。
フロントグリルあたりから、どこか懐かしさを感じさせながらも、Tri-Bar LEDヘッドライト意匠などは近未来的でスポーティ。
それでいてアメリカンマッスルカーをイメージさせるワイドフェンダーは健在で、この点はシボレー・カマロ(Chevrolet Camaro)やダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)に一切引けを取らない力強さを演出。
ヘルメットを装着しても乗り降りしやすいルーフラインに
サイドビューから見たマスタングはまさに伸びやか。
フラットに近いロングノーズとボンネット、そしてトップルーフから下っていくルーフラインも非常に伸びやかで、全体的に長く見せる手法が取り込まれていますが、フォード曰く「ヘルメットを装着した状態でも乗り降りしやすいように改良した」とのことで、日常使いだけでなくサーキットでの走りも体感してほしいというメッセージが込められているのかもしれません。
初心者からエキスパートドライバーまで楽しめる電子ドリフトブレーキ
こちらはリヤクォータービュー。
縦型基調の3灯式LEDテールランプは先代から受け継がれたアイコンの一つ。
そしてマフラーは両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプと非常にシンプル。
少し確認しづらいですが、今回の新型では、以下の専用エクステリアパッケージとパフォーマンスパッケージ、そしてアクティブエキゾーストパッケージが準備されているとのことで、特にパフォーマンスパッケージの電子ドリフトブレーキは、「初心者ドライバーがドリフトスキルを習得して改善できるように設計されているだけでなく、エキスパートドライバーに競技用のシステムを提供する」とのこと。
[エクステリアパッケージ]
◇シニスターブロンズアルミホイール
◇ブロンズバッジ
[パフォーマンスパッケージ]
◇フロントストラットブレース
◇トルセンLSD
◇フロント390mm/リア355mmのブレンボ製ブレーキ
◇ブレーキ冷却ダクト
◇オイル クーラー
◇アクティブポットホールミティゲーション
◇電子ドリフトブレーキ
[アクティブエキゾーストパッケージ]
◇マグネティックライド・アダプティブダンパー
◇Recaro製スポーツシート