(2023年)マツダ新型CX-60が遂に2022年9月15日に発売スタート！何と目標受注の4倍に到達…最も人気なのは直6ディーゼルハイブリッドで全体の40％以上
やはり多くの人がマツダの直6ディーゼルを待ち望んでいたのかもしれない
2022年9月15日に発売されたマツダの新世代CXシリーズ第2弾＆ラージ商品群第1弾となる新型CX-60ですが(e-SKYACTIV Dのみの先行発売で、それ以外は同年12月以降より販売開始予定)、このモデルが同年6月24日の受注受付け開始から約2か月半で、月販計画台数2,000台の4倍超えとなる8,726台(2022年9月11日までの集計)の受注を獲得していたことが明らかとなりました。
当初新型CX-60が発表されたときは、「デザインの好みがハッキリと分かれる」「金太郎飴のように変わらない顔」「直6モデルともなれば高額で誰も買わない」「後輪駆動(FR)ベースのラージ商品群は需要があるのか？」といったネガティブな評価が非常に多く散見されましたが、今回のプレスリリースからもその評価を大きく覆す結果となり、今後まだまだ受注を伸ばす一台になりそうです。
そんな新型CX-60ですが、一体どのグレードが最も人気なのか？人気のボディカラーは？どういった層が購入しているのか？などをチェックしていきたいと思います。
新型CX-60のグレード別価格帯をおさらいしていこう
新型CX-60の売れ筋一覧をチェックする前に、まずは本モデルのグレード別価格帯をおさらいしておきましょう。
【新型CX-60のグレード別暫定版価格帯一覧(10％税込み)】
[SKYACTIV-G 2.5(ガソリン)](299.2万円～407万円)
◇25S S Package：[2WD]2,992,000円／[4WD]3,217,500円
◇25S L Package：[2WD]3,415,500円／[4WD]3,641,000円
◇25S Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)：[2WD]3,844,500円／[4WD]4,070,000円
[SKYACTIV-D 3.3(ディーゼル)](324万円～465.9万円)
◇XD：[2WD]3,239,500円／[4WD]3,465,000円
◇XD S Package：[2WD]3,580,500円／[4WD]3,806,000円
◇XD L Package：[2WD]4,004,000円／[4WD]4,229,500円
◇XD Exclusive Mode(エクスクルーシブモード)：[2WD]4,433,000円／[4WD]4,658,500円
[e-SKYACTIV-D (マイルドハイブリッドディーゼル)](505.4万円～547.3万円)
◇XD-Hybrid Exclusive Sports：[4WDのみ]5,054,500円
◇XD-Hybrid Exclusive Modern：[4WDのみ]5,054,500円
◇XD-Hybrid Exclusive Premium Sports：[4WDのみ]5,472,500円
◇XD-Hybrid Exclusive Premium Modern：[4WDのみ]5,472,500円
[e-SKYACTIV PHEV(プラグインハイブリッド)](539万円～626.5万円)
◇PHEV S Package：[4WDのみ]5,390,000円
◇PHEV Exclusive Sports：[4WDのみ]5,846,500円
◇PHEV Exclusive Modern：[4WDのみ]5,846,500円
◇PHEV Premium Sports：[4WDのみ]6,264,500円
◇PHEV Premium Modern：[4WDのみ]6,264,500円
新型CX-60のグレード別受注状況はこうなっている
それでは、マツダ公式プレスリリースより明らかとなった新型CX-60のグレード別受注状況をチェックしていきましょう。
【新型CX-60グレード別受注状況(2022年9月15日発売時点)】
◇ガソリン25S(SKYACTIV-G 2.5)・・・15％
◇ディーゼルXD(SKYACTIV-D 3.3)・・・37％
◇ディーゼルハイブリッドXD-HYBRID(e-SKYACTIV D)・・・43％
◇プラグインハイブリッドPHEV(e-SKYACTIV PHEV)・・・5％
以上が新型CX-60のグレード別受注状況一覧となります。
上の一覧にも有る通り、やはり一番の売れ筋は新開発となる排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジン＋マイルドハイブリッドを搭載するXD-HYBRIDで、何と全体の43％。
更にスタンダードな直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するXDが全体の37％となるため、ディーゼルとガソリンの受注比率でみると全体の80％がディーゼルという圧倒的な結果に。
これもやはり新開発直6ディーゼルというのが一番大きいものと思われますし、燃料代(維持費)の面でもガソリンに比べて安価ということを考えると、ディーゼルが多く売れるのも納得。
とはいえ、それでもディーゼルモデルは約324万円～約466万円、ディーゼルマイルドハイブリッドモデルで約505万円～約547万円ですから、決して安価ではないことは確か。
それでも「マツダの新世代ディーゼルを体感してみたい！」という方が非常に多いのかもしれませんね。